昨日の朝、買い物に行こうと玄関を出たら、足元のタイルの上にタテハチョウが羽を広げていました。もう少しで踏むところでした。 ほとんど動かないので手に取ってみると、生きています。《弱っているのかな?》と思いましたが、羽や足は全く傷んでいません。たぶん羽化したばかりで、まだ飛べない状態なのでしょう。 可哀想なので、脇にあるツワブキの葉の上に載せてやりました。元気に生きてね。 (^_^)
このタテハチョウ、たまに見ることはあるのですが名前を知りません。そこでインターネットで見られる蝶の図鑑で調べてみると、ゴマダラチョウという種類であることが分かりました。便利な世の中になったものですねぇ。 タテハチョウの仲間は非常に多くて、色や模様はさまざまですが、その中で最も地味で目立たないのがこのゴマダラチョウです。先に『たまに見ることはある』と書きましたが、それは目立たない容貌のせいで、実際はたくさん飛んでいるのかもしれません。 この蝶が好んで目立たない容貌をしているのには、それ相応の理由があるのでしょう。例えば「敵に襲われにくいから」ということも考えられますが、それならツマグロヒョウモンなどの目立ちやすい蝶たちはどうなのか? という疑問も湧いてきます。自然界には、われわれ人間の思いも及ばないことが多いものです。 |