このごみ、宇宙と言っても地球の周りだけの話ですよね。
だとすると、空気中のごみと同様空がどんよりとして太陽光線が地球に届くのを妨げるので、温暖化防止に寄与していることになりませんかねぇ。。。
でも、増えすぎると地球に太陽エネルギーが届かなくなって氷河期が来るとかいう弊害が現れるかも。。。
先日のブログに書いた通り夫の同窓会に付いて行ったとき、朝食後ホテルのシングルルームで新聞を読んでいたら、「宇宙のゴミ」についての記事があった。 「宇宙のゴミ」は英語ではスペース・デブリといい、日本語でも一般には英語のままで呼ばれているらしい。 ドイツ語ではWeltraummuell、文字通り宇宙のゴミである。 それらの無数のゴミが地球を覆っている写真(添付参照)を見て、こんな風に人工衛星のかけらや機器の破片が私たちの上空に散らばっているのなら、もしかして地球温暖化はそれの影響もあるのではないかと思った。 これはひょこむでは「科学女子」のあいBさんの領域になるのだろうけれど、ここで科学理論などというものに全く縁のない素人婆さんの見解、というより勝手な想像を述べさせていただくと、例えばこれらの億単位のゴミに太陽光が当たったら、その反射の威力もすごいだろうし、発する熱量だって半端じゃないだろう。 このデブリ、つまりゴミやクズがぶつかることはしょっちゅうで、結果としてそれらは燃焼してしまうというが、その時のエネルギーだって地球を暖める、つまり「温暖化」することにならないだろうか。 宇宙には「墓場軌道」というのがあり、本来なら役目を終えた衛星は大気圏に突入させて燃やすべきなのだが、速度変化などでそれがむずかしい衛星は通常の軌道より上方の墓場軌道に移動させるのだそうだ。 その墓場軌道では衛星は永久に回り続けることになる。それらもまた太陽光線を受けてものすごい熱を出して、それが地球に届く、ということはないのか。 この宇宙のゴミの数と威力を考えると、このままほっておいていいものかと怖くなってしまう。 でもどこの国の科学者からも、宇宙は渋滞しているとか、どこも満員で衝突の危険が増大しているとかいう警告は聞いたことがない。 それどころか各国がこぞって衛星を次々に打ち上げている。まるで夏の夜の花火みたいに。 私は以前から二酸化炭素を地球の温暖化の原因とする説に懐疑的で、もう30年くらい前から、「そんなん、地球と太陽の位置関係がほんの少しずれただけでも、地球の温度はかなり変わるやんか」と言ってきた。(これだけ素人だと、却って何でも言えるのだ。) 実際、科学者の中には太陽系全体の中の地球ということで、太陽の作用や黒点やその影響について語っている人もいる。確か北欧の学者で、16,7年前にテレビで彼の説が取り上げられていて面白かったが、その後それは退けられたらしく、その種の報道は皆無になった。 二酸化炭素がどうでもいいとはいわないが、米国・日本・欧州・中国・インドなどの排出するガスのせいで地球全体がこんなに暑くなったり、洪水や竜巻などの「異常気象」が起きたりするとはどうしても信じることができない。 地域的には、例えば私の住む州の首都シュトゥットガルトなどは盆地なので、空気がよどみやすく二酸化炭素・酸化窒素の影響をもろに受ける。そのため住民の健康が害されるというので、古いタイプのディーゼル車は運転禁止となっている。 わが州の知事はドイツで唯一「緑の党」に属し、環境保護にはことのほか熱心なのであるが、困ったことにこの州の経済は自動車企業で成立っている。 ダイムラー・ベンツの本社もここだし、ポルシェもある。当然ながら、自動車会社に部品を納入して下請け会社も数えきれないほどで、「寄らばベンツ」なのである。 環境・環境と喚いて自動車産業に不利な政策をとったら、次回の選挙では州民から「はい、さようなら」と決別を告げられるのは明白なので、そのあたりの匙加減が難しい。 何事も経済、つまりカネの力を無視できないのは気象学者やジャーナリストの皆さまも同様で、数年前に気象学者によるデータねつ造事件が取りざたされたが、その偽造の理由は、できるだけ気象問題を由々しきものとして研究用の予算を増やしてもらうためだったそうだ。 しかしこれも、研究者や学者に組して来たジャーナリストにとって何とも都合が悪い話なので尻切れトンボで終わり、昨今は話題にする人もない。 話を宇宙のゴミに戻して、仮にそれらが地球温暖化や天候の異常と関係あるということになったとしても、それを説明できる天文学者・宇宙学者は極限られるし、ましてその理論を理解できるジャーナリストなんか滅多にいない。 ほんの一握りの学者の唱える難解な理論が幅を利かせるようになったら、一般人に受けのよいお天気学者も新聞・雑誌記者もオマンマの食い上げになる。 私が二酸化炭素犯人説に同意できないのは、あまりにシンプルで分かり易いからでもある。女子供でも納得する、といえば自らを差別し軽視することになるが、この私などでも話を聞けば「ふーん、そうなんだ」と信じそうになる。 それだけ詐欺っぽい気がして、実のところはそんな簡単なもんじゃないだろう、という疑念が消えない。 それから、そのものずばりの「スペースクラフト・セメタリ(宇宙機の墓場)」というのもあるんだって。要らなくなった人工衛星を南太平洋のどこかにドブンと落とすんだって。 これ、海洋汚染になりませんか。今を時めく環境派のオジサン・オバサンたち、誰もそれを問題にしないけど。 その前に、こんだけ衛星だらけにしたら宇宙が汚れる一方だから、もういい加減によしましょうよ、という声を挙げる人がどうしていないのかしら。宇宙のゴミは肉眼では見えないから、ないことにしよう、って? |