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2019年09月21日(土) 

9月4日、

黒部峡谷の入口にあたる宇奈月温泉からトロッコ電車で1時間20分、標高600mの欅平に着きました。

地図上で測ってみると約21kmの距離になりますが、ここまでで黒部峡谷のやっと1/3を遡ってきたに過ぎません。立山連峰と北アルプスに挟まれた急峻な谷はまだまだ続き、かつて僕らが黒四ダム(クロヨン)と呼んでいた黒部ダムまででも欅平から21kmほどあります。

欅平までは電源開発のために敷設された鉄道を利用できたのですが、ここから先は完全な登山装備でないと峡谷沿いに進むことはできません。関西電力は黒部ダムと黒部第四発電所の建設にあたり、工事用の鉄道と道路をほぼ100%トンネル構造にしたからです。

とは言え、我々一般観光客はトロッコ電車沿線の渓谷美を楽しむことができます。

特に欅平周辺は見るべきところが多く、遊歩道も整備されています。

僕たちは駅前の広場から谷に下りました。谷底までの高低差は46mもあります。(国土地理院の電子地図で簡単に測れる。)

階段になっている道の脇の石垣は、苔や野草のほか、生まれたばかりの木の赤ちゃんたちで、石が見えないくらいです。

途中の平場に大きな水槽が置いてあり、沢山のイワナが泳いでいました。みんな同じ方向を向いているのが面白い。(^_^)

 

少し下ると、生温かい空気と共に硫黄臭が鼻を突きました。見ると、山肌から突き出たパイプから勢いよく温泉が流れ出ています。すぐ下にはイワナ料理を食べさせる茶屋がありました。ここには露天風呂があって、宿泊もできるようです。

 

河原の近くまで下りていくと足湯がありました。先ほど見た温泉の湯を引いているので、白濁した湯です。 

 

ここでは、足湯に浸かりながら風景を楽しむことができます。

すぐ下を黒部川が音を立てて流れています。写真の正面に見える砂防ダムの上流は、祖母谷(ばばだに)と祖父谷(じじだに)という面白い名前がついています。

頭上に架かっている橋は、祖母谷、祖父谷に通じる遊歩道のものです。峡谷に架かる橋はアーチが似合います。

 

足湯から上がって時計を見ると、帰りの列車まで30分ほどしかありません。もっとあちこち見たかったのですが、ほかへ行く時間がありません。仕方なく駅に戻りました。

改札が始まるまでの少しの時間を利用して、駅ビルの3階に上がってみました。テラスから下流の方角を見ると、正面に高い山が見えました。地図で調べてみると、この山はサンナビキ山(標高1,949m)のようです。カタカナ表記の山はアイヌ語由来の北海道の山を除けば非常に珍しく、僕が知っているのは大阪と京都の境にあるポンポン山くらいです。

再びトロッコ電車に1時間20分乗り、富山地方鉄道の宇奈月温泉駅に着きました。駅前の食堂で昼食の山菜蕎麦を食べてから電車に乗りました。乗った電車は昔の京阪特急の車両で、テレビカーとして知られた旧3000系(右の写真)です。

富山地方鉄道にはリタイアした京阪特急の車両が譲渡されているというので、ひょっとすると会えるかもしれないと思っていたのです。

外装は塗色が変わりジャバラと鳩マークが取り外されていますが、車内はシートの布が張り替えられている以外はほぼ昔のままで、二人で《懐かしいなぁ》と言い合いました。

  

この塗り替えられた車両は2両連結の普通列車用として何編成かあるようですが、1編成だけ3両連結の中間車両にダブルデッカー(2階建車両)を繋いだ観光列車があるそうです。これは京阪時代の塗色で、鳩マークまで付けて走っています。(本当は、僕はこれに会いたかったのです。)

(富山地方鉄道のHPから)

 

懐かしい昔の京阪特急から最新の北陸新幹線に乗り換え、金沢でサンダーバードに乗り継いで京都まで、途中列車の遅れもなく7時前に着きました。

今回は一泊旅行でしたが、綿密に計画を立てたこともあって、十分楽しむことができました。 (^_^)


閲覧数29 カテゴリ日記 コメント4 投稿日時2019/09/21 11:00
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定年退職して17年、しかし40年やってきた土木屋魂は未だに消えませ…
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