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2019年09月16日(月) 
週末に、丸沼で6年ぶりに開催されたエクステラジャパンの、
リレーの部に出場してきました。

エクステラとは、いわばオフロード版のトライアスロン。
オープンウォータースイム、マウンテンバイク、トレイルランの、
3種目で構成されます。

通常は1人3種目やるのですが、リレーは3種目を3人で分担します。
私は最後のトレイルランのパートを担当しました。

エクステラは、大自然の中のエクストリームなコース設定で有名。
特に前回の丸沼大会は凄かったという話を聞いていましたので、
トライアスロンを始める前から、
エクステラのトレランには、是非出たいと思っていました。
(デュアスロンやトレラン単独もあるのです。)

今回、青トラでご一緒しているHさんがエンデュアライフ(EL)で、
リレーの参加者を募集していると聞き、
これはチャンスと「私がトレランパートを担当します!」と、
速攻で手を挙げ、リレーメンバーに加わらせてもらいました。

その後、MTB担当のはずのMさんが都合が悪くなり、欠場に。
ちょうど同じ日に王滝でMTBの大きな大会があることもあって、
なかなか代役が決まりません。

困っていたら、竹谷さんの声がけで、栃木在住のMTBレジェンド、
佐藤健太郎さんが参加してくれることになりました。

これは心強い。我がチームの名前は、佐藤さんに敬意を表して、
「最強助っ人と普通の仲間たち」(笑)。

おまけに、参加者名簿を見たら、リレーエントリーは5組だけ。
一気に上位進出の期待が高まりました。

レース前日、スイム担当のHさんの車で会場入り。
受付を済ませ、ELのメンバーと合流しました。

皆さん、MTBのコースを試走していたようですが、
やはりかなり過酷なコースのようで、
「2割くらいしかバイクに乗れず、あとは押すか担ぐしかない」
と言ってました。マジか~

この試走で既に完走をあきらめたメンバーも多かったようです。
まあ、我がチームは佐藤さんがいるので安心です。

前泊は会場から5Kほど離れたペンション「ストーンアイランド」。
ELのメンバーと一緒に、男女7名で2部屋に泊まりました。
1泊2食で9500円するだけあって、夕食はフレンチのフルコース。
お腹一杯になりました。ビールも大瓶1本飲んじゃいました。

レース当日。6時半に朝食を食べ、7時半にチェックアウト。
車で会場入りして、ナンバリングを済ませます。
私は最後のパートなので、スタートまでまだまだ時間があります。

9時半から競技説明会。11時にスイムスタート。
丸沼の600mコースを2周します。

標高が1400m超あるので、空気が薄いのか、みんな苦しそう。
それでも、スイム担当のHさん、26'32"で無事スイムアップ。

計測バンドをHさんから引き継いで、
MTB担当の佐藤さんが勢いよくコースに飛び出して行きます。
リレーチームの中では3番手。トップとは約7分差です。

MTBコースは25K。佐藤さんなら逆転は容易でしょう。
佐藤さんに目標タイムを聞いたら「3時間」とのことだったので、
14時過ぎにスタンバイかなと思い、昼食を食べることに。

「湖畔亭」で、ゆっくりジンギスカン定食を食べ、
エリート選手の走りなどを見物しつつ、佐藤さんを待ちます。

2時間過ぎた頃、佐藤さんが最後のループに入るのが見えました。
「おっ、結構予定より早いな。あと30分くらいかな。」と思って、
ぶらぶらとトランジションエリアの方に歩いていくと、
後ろから佐藤さんに肩を叩かれました。これにはビックリ。

ラストスパートして2時間20分切りでフィニッシュし、
既にバイクを置いて、私の姿を探していたんだそうです。

慌てて計測バンドを引き継いで、走り出しました。
この時点で我がチームは佐藤さんの激走でトップにたち、
2番手のチームに約5分半の差をつけていました。
引継ぎミスで負けたら私の責任だと、必死で走ります。

トレランコースは、5Kのコースを2周、10Kですが、
実際には3.7Kほどしかないので、7.4Kほどでしょうか。

このぐらいなら、ペース配分を考える必要はありません。
いきなり全力で飛ばします。

最初は丸沼の湖畔を1/3周ほど走ります。
岩場が多く、走りにくいことこの上ありません。

沼や小川もありますが、無視して突っ切ります。
すぐに靴はビショ濡れで、泥だらけ。

湖畔を走り終えると、急登。ロープ場まで登場します。
こういうコースには慣れているので、ガンガン抜きます。

下りのトレイルを駆け下りると舗装路に出ます。
ここは飛ばせるところ。
心拍はバクバクですが、誰にも抜かれるわけにはいきません。

そして再度、山に入り、ロープ場。登りきったら沢を下ります。
沢の脇の道はかえって滑るので、沢の中を走るようにしました。

再び舗装路に出て、1周目が終了。27'28"といいペースです。
2番手チームをさらに引き離したようです。気を緩めず2周目へ。

2周目になると、かなり脚に乳酸が溜まってきます。
しかし、あと3キロちょっと。押し切るしかありません。

急な登りでは荒い息をしながら立ち止まる選手が多数。
どんどんパスして登っていくと「強いなあ~」との声。
まあ、こちらはトレランだけですから。

下りの舗装路では、心拍が上がりすぎて吐き気がしてきましたが、
あと少し。我慢・我慢で走ります。DJの声が聞こえてきました。

「最後は笑顔で」の声に応えて、ガッツポーズでゴール。
2周目も1周目とほぼ同じ27'45"で走りきりました。

ゴール地点で待っていてくれた、
スイム担当のHさん、MTB担当の佐藤さんとガッチリ握手。
2位チームに19'25"の大差をつけ、ぶっちぎりでリレー優勝です!

私のトレランのタイム、55'13"は、エリートでも3番目、
チャンピオンシップでも4番目の好タイム。
まあ、彼らはその前に泳いで、MTB乗ってるんですけどね。

環湖荘で風呂に入って汗を流してから、ELのメンバーを待ちます。
ギリギリにゴールする選手、無念のリタイアの選手、
それぞれのドラマがありました。

17時5分にコースがクローズになり、17時半からパーティ。
焼きそばや焼き鳥、豚汁などが食べ放題。19時半から表彰式。

残念ながら佐藤さんは早めに帰られたので、
代役にSさんを立て3人でステージにあがり、レイをかけてもらい、
スポットライトの中でフォトセッションを経験しました。

優勝賞品は、1st Trail Run と刻印されたビールジョッキ。
副賞にタンブラー、シーブリーズのシャンプーとボディソープ。

20時過ぎに解散。
Hさんの車で送ってもらい、24時前に自宅に帰り着きました。

念願のエクステラに出場できたばかりか、優勝までできて、
最高にハッピーでした。

チームに入れていただいたHさん、最強助っ人の佐藤さん、
ご一緒したELの皆さん、ありがとうございました!

閲覧数173 カテゴリトライアスロン・デュアスロン(レース) コメント0 投稿日時2019/09/16 00:34
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