1,264万kW/1,655万kW (04/20 13:55)
76%
■バックナンバー
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このブログのURL
https://hyocom.jp/blog/blog.php?key=302857
2019年10月02日(水) 

9月29日は「京都一周トレイル 第8弾」 の下見会があり、参加してきました。3月31日に同じ京都一周トレイルの西山区間(嵐山〜松尾山〜西芳寺〜松尾大社)を歩いて以来、半年ぶりの山歩きです。

歩いたコースは大原戸寺町〜仰木峠〜水井山〜横高山〜延暦寺西塔地区〜ケーブル比叡駅までです。(地図上に赤で表示した数字は、道脇に立てられている案内標柱の番号)

 

 

天気予報では一日中曇だったのですが、朝から真っ青な秋晴れで、絶好のハイキング日和になりました。

 集合場所・京都駅前の青空(色調整はしていません。)

 

京都駅前から大原行きのバスに乗って約1時間、戸寺バス停から山に入りました。

しばらくは渓流に沿った山道を、水音と鳥の声を聞きながら歩きます。

 

しかし快適な山歩きも30分ほどで終わり、20番の標柱を過ぎると渓流とも別れてキツい山登りになりました。延々と続く石ころだらけの急坂を登り詰めて、標高573mの仰木峠(18番)に着いたときはホッとしました。

出発点の戸寺バス停の標高が214mなので、360mほど登ってきたことになります。

 

仰木峠からは、比叡山から比良山に延びる尾根筋を南へ歩くことになりますが、比叡山までの間に2つのピークがあります。

最初のピークは、標高794mの水井山で、登り下りともかなりの急坂でした。

 

水井山を南へ下って「馬の背」になった尾根を歩いていると、左に琵琶湖の南湖が見えました。いい風景です。

歩いている道は京都と滋賀の府県境と重なっており、東側は大津市で西側は京都市です。

 

それも少しの間で、すぐに急峻な登りになりました。今度はもう一つのピーク、標高767mの横高山に登るのです。

この山はきれいな円錐形で、天気のよい日には24km離れた八幡市内からでも見ることができます。(右の写真)

なお、先に登った水井山もこれと相似形の山ですが、八幡市内からは横高山の真後ろになるので見ることはできません。

  

 

横高山からの下りはこの日一番の難所で、細心の注意を払って下りました。

しばらく歩くと、西側が開けた場所がありました。立札には、『延暦寺の「千日回峰行」をする僧侶は、遥かに臨む御所に向かい、玉体(ぎょくたい=天皇)の安寧を祈る「加持」を行う。』という意味のことが書かれていて、その脇に生えている根元から3本の幹に分かれた杉の巨木は「玉体杉」と呼ばれています。

  

 

ここからは小さな上り下りを繰り返しながら南へ向かいました。

途中の道端で、腐りかけた大きな切株に可愛らしいキノコがいっぱい生えているのがあったり、「ブラシの木」の花に似たピンクの花が咲いていたり、そんな風景を楽しみながら歩いていくと、延暦寺の「西塔地区」に入りました。

  

 

西塔地区を抜けて再び山道を登り、ケーブルの駅まで1kmの地点へ来たとき、展望台がありました。(標高770m)

ここからは、鞍馬から周山、高雄、愛宕山へと続く北山の連山が見渡せ、まさに絶景でした。このときは、山あいのところどころに小さな雲海が見られました。

 

日本一急勾配のケーブルカーに乗って山を下り、八瀬へ着いたときは5時前で、辺りは薄暗くなっていました。

叡山電鉄の駅で待っていたら、思ってもみなかった電車が入ってきました。昨年の3月にデビューした「ひえい」という車両です。ラッキー!  \(^o^)/

外観は、深い藍色と金色を使った高級感のある塗色で、全面と側面の窓が楕円形に作られています。車内は、落ち着いたグレーの壁に明るい金茶色のバケットシート、照明も暖かみのあるLEDを使用していて、外観に劣らず高級感に溢れています。

  

 

終盤になってほんの少し小雨がぱらつきましたが全体としては好天で、久しぶりの山歩きを楽しむことができ、最後の最後に垂涎の新車両に乗ることができ、素晴らしい一日となりました。


閲覧数218 カテゴリ日記 コメント4 投稿日時2019/10/02 14:00
公開範囲外部公開
■プロフィール
jamjamさん
[一言]
定年退職して20年経ちましたが、40年やってきた土木屋の根性は未だ…
■この日はどんな日
ほかの[ 10月02日 ]のブログは、
■最近のファイル
■最近のコメント
■最近の書き込み