神戸方式と言えば非核三原則の下、神戸港に入港する外国艦船に核を運んでいないとの証明を提出させることを指すと思っていたら、教員人事にも神戸方式があった。 神戸に転入してきた頃、教員の子弟が「なんぼ先生になりとうても親戚が先生をしてなアカンのやで」と言うのや、尾木ママが「神戸はかなり特殊」と先日TVで言っていたことで感じてはいた。 東須磨小の教員間のイジメ事件で半世紀にわたって行われて来た教員人事神戸方式がやっと問題にされだした。事件を生む土壌にはこの方式が横たわっていたのだ。 教員人事を校長間で決めたり教員の意向が重視される神戸方式は、校長の恣意的な人事や、現職の縁故や姻戚で固めるといったことが容易に行われてきたのだろう。 そういった人事制度に寄りかかって加害教員たちが好き勝手に振る舞ったというのが事件の実相のようだ。明るみにでたのが東須磨小という猿山だったわけでまだほかにもありそうだ。 |