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2019年11月28日(木) 

9月10日、火曜日になりました。


アルプス山脈で最大のアレッチ氷河を見に行きます。

上側から見たことはあるのですが氷河は上側から見ても単なる雪原にしか見えなくて面白くも何ともありません。
やはり氷河は或る程度下から見ないと面白くありません。

 

 

アレッチ氷河は上流の方で3つの氷河が合流しているのですが、以前にメインと言える一つの氷河を見たことが有ります。ユンクフラウ山の頂上近くまで登るユンクフラウ鉄道(JB)の終点駅 Jungfraujoch(ユンクフラウヨッホ:ヨッホは肩の意)の駅舎から氷河を上流側から見ることが出来るのです。

1枚は6月の撮影で冬に降った雪がまだ融けておらず氷河の範囲がよく分かりません。とは言うものの、周りの雪が融けてもあまり氷河っぽくはなりそうも有りません。

 

 

 

同じところから写したもう1枚、こちらは10月の撮影で、もうこの年の雪がたっぷり積もってしまった時期でやはり氷河が分かりません。

今度8月くらいの雪が一番融けていそうな暑い時期に写さなければなりませんね。

 

 

 

アレッチ氷河とは関係ありませんが、別の時、別の場所で見た或る氷河最下端の写真です。
これは非常に極端な例でほかでは見たことは全然ないのですが条件によっては下流の方ではこんなになることも有るのだという光景です。

 

まるで中国の石林みたいに群れになった尖塔状の氷柱、そして地層のような、大木の年輪のような茶色い線が入った断面、夏季に表面に土埃などがたまった面の断面でまさにこれは氷河の年輪です。

 

是非写真を拡大してご覧になってみてください。

 

 
ここまでの光景を見ることは99%不可能ですが、平凡でもアレッチの下端を見たいと地図などで探しました。

昔はブリークの街の近くから見えたそうですが、今はどんどん後退してしまい相当上の方まで行かなければ見えないことはかなり前から分かっていました。今回もうちょっと突っ込んで調べてみたのですが予想していた以上に高い所まで登らないと見られないことが分かりました。


地図でビューポイントと名付けられている所を3か所見付けました。今回そのうちの1か所に行ってみることにしました。3か所のビューポイントは横のつながりの乗り物が有りません。いちいち麓の鉄道駅まで降りて別の駅まで行って、またロープウエーで登らなければならないのです。なので今日は1か所だけ、ホテルの人のお勧めの真ん中のビューポイントに行ってみることにしました。


Brig(ブリーク)からマッターホルン・ゴッタルト鉄道(Matterhorn-Gotthard-Bahn:MGB)、昨日ツェルマットまで乗った鉄道で昨日とは反対方向に約15分ほどの Betten(ベッテン)と言う駅まで移動します。

ベッテン・・・、 Googlemap の航空写真で見ると周辺には家も何も有りません。建物らしい建物は駅の3階だか4階建てだかの建物だけです。周りに何も無いのにしては大きい建物ですが、どうやら冬場のスキーシーズンに入ると人でごった返すようです。MGBの駅舎と言うよりはここから出ている2条のロープウエーのための待合室(? 行列室?)の役目を果たしているようです。

 

スキーシーズンに入っていないせいかまるっきり人けが有りません。

この一角にアレッチ氷河の View Point の電光案内写真が掲示してありました。一番高い所の展望台は標高2869メートル、一番低い端末に近い所は2333メートル、そしてこれから行く予定の中間点は2647メートルの高さにあるようです。

 

 

 

思い出しました。ここには確か来たことが有ります。この建物から2つのロープウエーが出ているのを見たことが有ったのです。6年前のことです。

その時はこのロープウエーを撮影に来たのではありませんでした。この駅に入ってくるMGBの列車がとても良いアングルで撮影できそうだったからです。そして、思った以上に良いアングルの撮影ができたのでした。

 

 

 

ロープウエーの写真は付け足しだったのですが、その時はそれに乗ることなど夢にも思っていなかったのです。右側の紫色のロープウエーは山の中腹にある村まで行き、そこから乗り換えると左に停まっている白いロープウエーの終点と同じところに行く路線です。今日は直接行ける白い方のロープウエーに乗ります。

 

 

 


ロープウエーの終点駅に着きました。

が、ここが氷河のビューポイントではありません。もう一つロープウエーに乗らなければならないのです。その駅は今着いたところから徒歩10分か15分歩かなければならないのです。方向は分かるけれど一本道ではありません。人が少ないので人について行けば行けるわけではなさそうです。今ロープウエーから降りた人に聞いても次のロープウエーに乗る人は一人もいません。あてずっぽうで歩きます。途中で人に聞くにも人は歩いてなんかいません。

 

 

ラッキー、一人の人が歩いてきました。
案の定行き過ぎていました、少しバックして坂道を登ればよいと教えてくれました。

かくしてもう一つのロープウエーに乗ることが出来ました。大きな篭です、10人以上は乗れそうな篭に乗客は私一人だけです。車体の横に出っ張っているのはスキーを立てる場所です、スキー客輸送が主目的のロープウエーと分かります

 

 

 

ロープウエーは急こう配で高い山の頂上をめがけて進みます。

 

 

 

ベッテン駅の辺りでは高い所に雲が広がり曇っていましたが、ロープウエーはその雲に向かってどんどん登って行きます。

 

雲を通り抜けて上まで出てほしいのにそして、濃い霧の中に完全に入ったころ終点駅に着きました。

 

駅の通路を進むと大きな円形のホールに到着、展望レストランです。

ここからアレッチ氷河を見ることが出来るのだろうと思ったのですが・・・、外を見ると雪がちらついているではありませんか。氷河など全く見えません。

 

室外の席に出てみます。雪が積もっています。

 

 

別の出口から外に出てみます。雪は積もる一方、氷河はおろかすぐ近くの景色すら見える状態ではありません。とんでもない日に来てしまいました。

 

 

 

引き返すしかありません。何とも残念な一日になってしまいました。
今度は真夏にリベンジしよう。。。


閲覧数32 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2019/11/28 14:22
公開範囲外部公開
コメント(2)
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  • 2019/11/29 00:03
    氷河といえば、以前、アルゼンチンのロス・グラシアレス公園のペリトモレノに行ったことがあります
    轟音とともに崩れる氷河の迫力に寒さを忘れて船の甲板から見とれていました。自然がつくる大舞台、すごかったです。

    アレッチ氷河は崩れないのですか?
    次項有
  • 2019/11/29 11:41
    鉛筆zosanさん
    > ドリームワンさん
    海にドッバ~~ンと崩れ落ちる氷河ですね。アルプスの氷河はあんなに厚みが無いので先端に行くほどだんだんと薄くなっていき消滅します。先端に当たるところに崖などあると崩れ落ちるのでしょうがあれほど豪快に崩れるような場所が無いのです。
    次項有
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84歳になりました。海外の美しい景色の中を走る鉄道写真の撮影が好き…
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