トレイルランの後は、渋峠ヒルクライムへ。 渋峠といえば、日本の国道最高地点(2172m)であり、 「ろんぐらいだあす!」で主人公の亜美ちゃんが上ったことから、 ブルベライダーの聖地巡礼ポイントにもなっています。 昨年から行こう行こうとずっと思っていましたが、 群馬(草津)側からの道は、草津白根山の火山活動で、 自転車通行止めが続いており、当面解除されそうにもないので、 長野側まで車で自転車を運んでアタックすることにしました。 岩櫃山を走り終え、ハルヒル以来すっかりファンになった、 登利平の鳥めし弁当(750円)を食べながら、 国道292号を車でひた走り、草津を越えて渋峠へ。 途中でゲート規制があり、自転車やオートバイは止められます。 でも、車は通れるのです。渋峠を越えて、一旦、 長野側の道の駅北信州やまのうちに下ります。 車を停め、13:26に自転車でヒルクライム開始。 全長27K近くあるので、無理のないペースで上っていきます。 全体の平均勾配は6%ですが、最初の上林温泉までの4K強は、平均勾配5%弱。 上林温泉を過ぎると、8Kの平均勾配は8%と、ぐんと上昇。 ところどころ、10%超のところも出てくるので、 時々ダンシングを入れながら負荷の分散を図ります。 一旦傾斜が緩み、中間地点の丸池ホテルを通過。 2Kの7%勾配区間を過ぎると、短い下りもあってちょっと一息。 カーブには1番カーブから51番カーブまで番号がつけられており、 これを一つずつこなしていく感じで上ります。 標高が上がるにつれ気温が下がり、暑さも和らぐのが救いです。 最後は7K弱の上り。 九十九折れを上り、横手山ドライブインが見えれば、あと1.5K。 三連のスノーシェッドを過ぎれば頂上はもうすぐ。 渋峠ホテルを過ぎ、500m先の日本国道最高地点の石碑にゴール! 2時間23分で上りきりました。 早速、石碑の前で記念写真。雲も晴れて、絶景が楽しめます。 気温は16度。爽やかな風が気持ちいいです。 群馬と長野の県境に建つ渋峠ホテルで県境またぎの写真を撮り、 「日本国道最高地点到達証明書」(100円)を買おうと思ったら、既に営業終了でガッカリ。 16時に閉めるなんて、いくらなんでも早すぎやしませんか? 下りは重力に任せるだけ。 最高時速70K近くまで出して、42分で道の駅まで下りてきました。 渋峠ホテルが閉まっていて何も食べられなかったので、 道の駅のレストランに行こうかと思ったら、ここも営業終了。 おー、道の駅、おまえもか。 仕方ないので、向かいのセブンイレブンでカップラーメン。 近くの湯田中駅前温泉「楓の湯」で汗を流します。 駅舎に併設された温泉で、露天風呂までついて何と300円! 帰りは上信越道の信州中野ICから250Kの道のり。 渋滞するだろうから5時間近くかかるかな、と覚悟していたら、 全く渋滞もなく、3時間で家に帰り着きました。 梅雨の晴れ間にトレランとヒルクライムの両方を楽しめて、 最高の休日でした。 13:26 道の駅やまのうち 15:49 日本国道最高地点石碑(2172m)(9分休憩) 16:40 道の駅やまのうち 走行距離 54K 走行時間 3:14 累積標高 1599m 【上り区間】 平均/最高パワー 159/298W (NP 161.2W) 平均/最高ケイデンス 66/130 rpm |