関西学院大学では、新型コロナウィルス感染症の流行のため、2020年4月7日から20日までの間、学部の全授業科目および大学院の講義科目が休講となりました。その後、4月21日から原則オンライン授業の実施が指示され、5月7日以降は全学完全オンラインでの展開となりました。 コロナ禍での突然の決定でしたが、総合政策学部のサイバー社会論では、この機会にオンラインのメリットを活かした授業の実践に取り組み、多くの成果をあげることに成功しました。 本論では、その経緯と取り組み内容を整理すると共に、今後定着していくと考えられるオンラインとオフラインを融合させた授業スタイルのひとつのモデルを提案することとします。 |