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2020年07月22日(水) 
 オンライン授業でもっとも気をつけなくてはならないことが、現実に顔を合わせることがない関係から生じるコミュニケーションロスだと思います。机を並べて冗長的な会話もできるキャンパス内での環境と違い、授業時間だけの非常に緊張感の高い(居眠りをしている学生などいない)中では、補うことは不可能に近い。そこで、毎回授業後に課している「リフレクション」を利用することにしました。

 サイバー社会論では、授業中に質問や発言をすると加点される仕組みにしています。しかしオンラインでは「手を上げる」や「チャット」の機能はあっても、普段と比較にならないほどハードルは高い。
そこで、ひょこむのコミュニティに投稿されたすべてのリフレクションに、教員が教育的なコメントを入れて、それに反応した学生に加点することとしました。

 案の定、半数以上の学生がコメントに返信を行うようになり、また何度も突っ込んで質問をする学生も増えてきました。最初のうちは、まるで小学生の作文のような文章が少なくなかったリフレクションですが、最終回になるときちんとした考察と素晴らしい表現で見事にまとめられたものが多く、リフレクションのやりとりでも学生がしっかり育ったことを確認することができました。

 授業とはまったく別に、いくつかの取り組みを実践しました。
 まずひとつめは、学生が興味を持っているカテゴリーの有識者と、少人数で意見交換する「車座トーク」でした。

 初回のパート1は、5月30日、兵庫県で活躍する社会起業家の玉田恵美さんに「まちづくりと地域活性化」について、1時間たっぷりとzoomミーティングで意見交換を行いました。
https://www.youtube.com/watch?v=Tps9B2wKqRw
大人たちが考える以上に、学生たちが真剣にまちづくりについて問題意識を持ち、地域活性化に取り組もうという意欲があることに驚かされました。また、机上の資料ではなく叩き上げの現場の実話に触れることで、学生たちには大きな刺激を受けていました。

 2回目のパート2は、海外に留学する学生が非常に多い本学の学生対象に、ご主人の海外赴任の関係で数多くの国での生活を経験され、今では国際交流ボランティアとして活動している桂美穂子さんに「国際理解と異文化交流」をテーマとして6月11日に実施しました。
https://www.youtube.com/watch?v=KH1f1HT21Ps
学生たちは、桂さんの経験に裏打ちされた話はもちろん、履修生同士で双方向で話し合い、互いによい勉強になったとのことでした。

 ふたつめの取り組みは、グループ発表の準備のためにzoomで提供したふたつの「自学室」です。
最初のうちは教員や社会人に準備から参加してもらうという意識はなく、学生同士でLINE等でグループを組み発表準備を進めていました。6月22日に「会議室の貸し出し」をコミュニティで提案したところ、意味が理解できなかったのか反応はありませんでした。
学生に社会人に準備段階で加わってもらう意義について説明を行い、6月26日にふたつのアカウントを使ってふたつのミーティングを開設すると、やっと気づいたようで利用するチームが出てきました。社会人の方々も時間を工面して学生たちのサポートを行ってくれました。
とくにラスト1週間は、ふたつの会議室に空き時間がないくらいの頻度で活用され、「最終グループ発表」の成果につながっていました。

 その他にも、学生がひょこむに書き込んだブログに、SNSのメンバーがコメントすることによる交流や、プレゼンテーションのいろはを指導する「研究発表相談会」、松岡時康さんが人間としてのあり方や社会人としてのモラルを説く「お節介焼の独り言♪」シリーズ、元日経デスクの坪田知己さんが、70年の人生で得た知識と経験を元に、いろんな話題を提供し質問に答えてくれる「坪田自燃塾」など、それぞれサイバー社会論ならではのプログラムが用意され、授業外の交流と学びを深めることができました。

閲覧数65 カテゴリ日記 投稿日時2020/07/22 11:37
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