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2020年08月01日(土) 

民主主義なくして資本主義は成り立たない。
情報の非対称性、情報格差は経済格差に直結する。D.E.



資本主義が民主主義を食い尽くす -- 今こそ立ち上がろう

ヤニス・ バルファキス

今は昔に比べてろくな政治家がいないと思ったことはありませんか? なぜ、政府は真の問題を解決できないのでしょうか。前ギリシャ財務大臣であり経済学者のヤニス・バルファキスは、今や経済を支配する者たちが真の権力を握り、政治が無力な場合もあるからだと言います。超富豪たちや企業が政治の世界を食いものにし、経済危機を起こしている、と彼は確信しています。
それでは、ヤニスの理想像―資本と労働が対立し、いがみ合う時代を超えた「自由主義、マルクス主義とケインズ主義が同時に成り立つような世界」についてお聞きください。
 
Hiroshi Matsuura‎ ― PAX JAPONICA 政治と文化
2017年7月31日 8:41
 
「ヤニス・ バルファキス: 資本主義が民主主義を食い尽くす -- 今こそ立ち上がろう」
 
… 2016年3月10日に配信。
 
民主主義― 西洋社会は それを当たり前に考えるという 大きな間違いを犯しています 私たちの目には 花の如く実に脆い 民主主義の本当の姿ではなく 社会に備え付けのものとして 見えています 岩のように動かないもの あって当然のものと思いがちです 資本主義こそが民主主義を生み出すと 誤解していますが 間違いです

シンガポール元首相リー・クアンユーと 彼を見事に真似た中国政府が 合理的な疑いの余地なく 証明してみせたように 資本主義を繁栄させ 目覚ましい経済発展を遂げるのは 民主性ゼロの政治でも 完全に可能なのです 実際 我らが住処であるヨーロッパは 民主主義から 遠ざかりつつあります

今年2015年の初め 新しく誕生したギリシャ政府の 財務大臣として ユーロ圏の財務相が集まる― ユーログループに出席した際 我が国の民主的プロセス つまり選挙によって ギリシャで実施中の経済政策を 妨げることは許されないのだと はっきり告げられました リー・クアンユーや中国共産党のやり方を これほど正当化した話は他にない その時 そう感じました 実際 何か少しでも 変化を起こす恐れがあれば 民主制自体禁止されかねないと 反体制的な友人たちがいつも言っていました

私は今夜 ここで 真の民主主義とは何か 経済的観点から 論証を行いたいと思います 皆さんにも 再び信じてほしいことがあります リー・クアンユーや 中国共産党 ましてや ユーログループが 民主主義なしで済ませられるなどと 考えるのは誤りであり 我々には 議論飛び交う 真の民主主義が 必要なのです 民主主義なしでは 我々の社会はますます荒れていき 未来に希望はなく 人類の素晴らしい技術革新も 無駄になってしまいます

無駄といえば ひとつ 面白いパラドックスを 紹介させていただきましょう 今まさに 我々の経済を 脅かしている現象です 「ツインピークス・パラドックス」と呼びます 片方のピーク(山)は もう見てお分かりですね アメリカやヨーロッパ、そして全世界に 長く暗い影を落としている― 山積みの負債のことです 負債の山のことは誰でもわかります でも その双子の片割れが見えている人は 僅かでしょう 動かずに眠っている 莫大なお金の山です 金持ちや企業が溜めこみながら 投資に二の足を踏んでいる資金です 生産活動を通じて 収入を生み出し ひいては巨額の負債を 返済に充てるための投資や 例えば再生可能エネルギーのように 人類が切に必要としているものを 生み出すための投資です

ここで2つの数字に 注目してください 過去3ヶ月に アメリカ、イギリス そしてユーロ圏にて 富を生み出す財への投資された額を すべて合わせると 3.4兆ドルにあたります 例えば 工場、機械 オフィスビル、学校 道路、鉄道、機械設備など まだまだあります 3.4兆ドルって 大金に聞こえますよね でも 今言った国々で 同時期に 5.1兆ドルが 金融機関の中で 遊んでいるだけだとしたら そうも思えなくなります 5.1兆ドルが まったく何もせず むしろ 株価と不動産価格の高騰を 招いたのみなのですからね

つまり 山積みの負債と 眠れる資産の山 この2つの山が 経済市場の通常の活動の中では 相殺できていないのです

これが賃金の停滞につながり アメリカ、日本、ヨーロッパにおける 25歳から54歳までの4人に1人は 失業者です 結果 総需要も上がらないという 悪循環は止まらず 投資する側は悲観的になります 需要不足を恐れて控えた投資が みずから需要を減らしているのです オイディプスの父親と全く同じ状況です 実の息子に殺されるであろうという 神託を恐れるあまりに 図らずして 息子のオイディプスに 本当に殺されるための お膳立てをしてしまう話です

資本主義がおかしいと思うのはここです 全体的な無駄や この眠れる大金こそ 人々の生活の質を向上するため 人材を開発するため そして何より 様々な技術を開発するため― 特に 地球を守るために必要不可欠な 環境に優しい技術開発に 投資するべきです

民主主義がこの課題を解決すると 信じていいのでしょうか? 私は信じていますが 次の話に移る前に 民主主義の定義を見ておきましょう アリストテレスによれば 大多数を占める 自由人や貧乏人が 政府を支配する制度を指します

もちろん アテネの民主政は 多くの人を除外するものでした 女性、移民、そして当然 奴隷も除外されていました しかし 除外された人がいたからと言って 古代アテネの民主政の重要性を 否定するのは間違いだと思います

それより重要なのは 低所得の労働者は 含まれていたという点です 今でも大事なことです 言論の自由も得ていましたが それより重要な 肝心な点は 労働者階級が参政権を持ち 一人一人が 同じ重みを与えられて 国を動かす意思決定に関わったのです もちろん アテネの民主政は 長続きしませんでした 輝くろうそくのように すぐに燃え尽きてしまいました 事実 今日の自由民主主義の根源は 古代アテネではありません むしろ マグナ・カルタや 1688年の名誉革命や アメリカ合衆国憲法から 発展したものです アテネの民主政は 所有者のいない市民を中心に据え 貧しい労働者階級に力を与えたのに対し 我々の自由民主主義は マグナ・カルタ― つまり支配者のための憲章という 伝統に基づいています 事実 自由民主主義が 浮上したのは 政治を経済の領域から 完全に切り離して 民主政治のプロセスを政治の領域内に 限定することができてからでした これにより 経済の領域― いわば 営利企業の世界が 民主主義とは無関係になりました

さて 現代の民主主義においては 経済と政治の領分の分離 これが始まった途端に 双方の間に 手のつけられない 壮大な争いが勃発しました 経済界が 政界に侵食し 政治を乗っ取り始めたのです

昔に比べると ろくな政治家がいないと 思ったことはありませんか? DNAが劣化したからではありませんよ

現代では 内閣の一員だからといって 権力者だとは限りませんん 権力が 政界から離れて 経済界に移動してしまったせいです

先ほど 資本主義はおかしいと思う と言いましたが 考えてみると これは 例えるならば 肉食動物が 食糧である被食動物を獲りすぎて 根絶やしにしてしまい 最終的には 飢えに苦しむようなものです

これと同じように 経済界による政治の 乗っ取りや共食いが あまりに行きすぎて 経済そのものが蝕まれ 経済危機が起きているのです 企業が持つ力は拡大し 「政治財」の価値は下がります 不平等が進み 総需要が収縮し 企業経営者達は 自社資金での 投資を渋るというわけです

つまり 資本主義が 民主主義から 人民(デモス)を除外すればするほど 2つの山は高くなり 人材の無駄や 人類の富の無駄が 増すばかりなのです

これが正しいとすれば 政治と経済の領域を 合体させねばなりません できれば 人民が中心となって 行うべきでしょう 古代アテネに倣うのです ただし 奴隷はなしで 女性や移民を除外せずに行うべきです

これは何も目新しい考えではなく 100年前 マルクス主義左派が 既に唱えていました でも失敗しましたね

ソヴィエト崩壊からの学びは 新たな残虐行為や無駄を生み出さすことなく 低所得労働者が 古代アテネのように 再び力を得るのは 奇跡が起こらないと無理だ ということでした

でも 解決策はあります 低所得労働者をなくせばいい 資本主義では 低賃金労働者を自動機械、アンドロイド ロボットなどで置き換えています ここでの問題は 政治と経済の領域が 別々に存在する限りは どんなに自動化を進めても 2つの山はさらに高くなり ゴミの山は積み上がり 社会の葛藤は深くなるのみ もうすぐ 中国のような地域でも そうなるでしょう

だから我々は 今までのやり方を見直し 経済と政治の領域を 再び合体させねばなりません ただし 合体した領域を 民主化させる必要があります さもなくば がんじがらめに監視された 超独裁世界が待っています 『マトリックス』が ドキュメンタリー映画になってしまいます

ここでの問題は 次々に生まれる技術革新の中で 資本主義が生き延びるかでは ありません それよりも 資本主義が『マトリックス』のような 暗黒世界に取って代わられるか それとも『スタートレック』のように 機械が人間に仕え 人間は宇宙の探検に力を注ぎ 古代アテネのアゴラ(政治を論ずる場)の ハイテク版を作り 人生の意味について存分に議論できる 世界に発展するかです

楽観的に見る余地はあると思いますが 暗黒の『マトリックス』より 『スタートレック』ユートピアを 実現するには どうしたらよくて どんな世界になるのでしょうか?

現実的な観点で 手短に2つの例について お話しましょう

まずは 企業のレベルで 働くほど資本が増える資本市場を 思い浮かべてください 仕事を移ったり 会社を移ると 資本もついてきます 会社の方は その時 自分が どの会社で働いていても 内部で働く人間が 完全に所有しています 収入はすべて 資本や利益から発生し 賃金労働の概念自体が 時代遅れのものとなります 会社を所有してはいるが 中で働いてはいない人と 働いているが所有しない人との 乖離がなくなります 資本と労働の間の 綱引き競争は終わりです 投資と貯金の間の 深い溝が無くなります 高くそびえる 負債と余剰金の山も消えます

世界政治経済のレベルでは 我々の国の通貨が 自由に変動する相場を持ち IMFやG-20が 人類を代表して発行する― 世界共通のデジタル通貨に なったとしたら どうでしょうか さらに発展させて この共通通貨― 仮に「コズモス」とします― 国際貿易はすべて コズモス建てで行います どの国の政府も 共通の通貨基金に 貿易赤字 または 貿易黒字に比例する額を コズモス建てで 払い入れる協定を結びます この基金を 環境のための技術への投資に活用し 特に 世界の中でも 投資が不足している地域に投入します

これは何も新しい考えではなく ジョン・メイナード・ケインズが 事実上 1944年のブレトンウッズ会議で 提案したものです 問題は 当時 この考えを実践するための 技術がなかったことです でも 今はあります 政治と経済を融合すれば もっと確実です

今お話している世界は 様々な側面を有しています まず自由主義― 個人に力を与えることを 優先するからです 次にマルクス主義― 資本と労働の間の境界を 過去のものとして 捨て去るからです 3つめは 世界規模の ケインズ主義です しかし何よりも その世界では 真の民主主義が実現できるのです

そんな世界が来るでしょうか? 『マトリックス』の暗黒世界に 堕ちるほうがいいでしょうか? 答えは 我々が集団として行う 政治的選択にかかっています 選ぶのは我々自身です ですから 民主的に選ぶべきでしょう

ありがとうございました
 
(拍手)
 
ブルーノ・ジュッサーニ:ヤニス… 自己紹介文に「自由マルクス主義者」と 書いておられましたね マルクスの分析は 現代にどう当てはまるのでしょうか?

ヤニス・ バルファキス: 今の話に少しでも納得いただけるなら マルクスも通用すると言えます 政治と経済を再統合する意義とは すなわち もし統合しなければ 技術革新が総需要の激減を もたらしてしまう というものです

ラリー・サマーズが 長期的経済停滞と呼ぶ現象です 経済危機が 世界の一部から 他所へ移動している今 この経済停滞により 我々の民主主義だけでなく 自由民主化に消極的な 新興世界までもが安定性を失うでしょう この分析が理にかなっているのなら マルクスの思想も大いに有効です しかし ハイエクも正しいし だから私は 自由マルクス主義なのですが そして ケインズも正しい ですから 非常に混乱しています

(笑)

ブルーノ:ごもっとも おそらく私たちもです

(拍手)

ヤニス:混乱していない人は 頭を使っていないのです

ブルーノ:かなりギリシャ哲学的な 発言ですね

ヤニス:アインシュタインの引用ですがね

ブルーノ:お話の中に シンガポールや中国が登場し 昨晩の講演者向け夕食会でも 中国に対する西洋の視点について 鋭い批判をされていました ここでも お話されませんか?

ヤニス:はい かなり偽善的だと思います 我々の自由民主主義は 表面上は民主的に見えます 講演の中で申し上げたように 民主主義を 政治の領域に閉じ込めて 実際に事が起きている領域― つまり経済の領域には― 民主主義が存在しないからです

ある意味― 挑発的な発言をお許し頂ければ― 今日の中国は 19世紀のイギリスに より近いのです 理由は 前述のとおり 自由主義を民主主義と 関連して考えるのは 歴史的には間違いだからです 自由主義は 民主的プロセスに特に懐疑的だった― ジョン・スチュアート・ミルに 似たスタンスです 今 中国で起きていることは 産業革命の時期 特に第一次から 第二次産業革命への移行期に イギリスで起こったことと よく似ています だから 19世紀の西洋がしていたことと 同じことをしているからと 中国を酷評する人々には 偽善の匂いがするわけです

ブルーノ:ここの皆さんはきっと 今年前半 ギリシャの財務大臣を 務められていた時のことを 聞きたいはずですが

ヤニス:来ると思ってました

ブルーノ:はい

6か月経った今 今年前半を振り返っての 感想をお願いします

ヤニス:個人的には ものすごく面白かった でも 非常に残念でした ユーロ圏を仕切り直す チャンスだったからです ギリシャだけでなく ユーロ圏全体です 自己満足から抜け出して さらに ユーロ圏全体に EUの構成自体を 大きく脅かす― 巨大な構造的断層が 横たわっているという現実 この現実否定からも抜け出す チャンスでもあったからです

ギリシャの財政再建プログラムが ベースになりえたのです ちなみに この現実否定について 初めて明言し 正しく表現した― プログラムでした しかし 残念なことに ユーロ圏やユーログループの 権力者たちは 現実を否定したままです

でも 先は見えますよね これは ソヴィエト連邦が 辿った道です 政治的な意志や 独裁体制によって 構造的に生き延びれない経済体制を 生かしておこうとすると 延命には成功しても 何か起きたとき 急激な そして破滅的な 変化が起こります

ブルーノ:どんな変化が見えますか?

ヤニス:まあ ユーロ圏の構造を変えなければ 間違いなく 未来はありません

ブルーノ:財務大臣時代 間違いを犯したことは?

ヤニス:毎日ですね

ブルーノ:例えば?

ヤニス:誰でも 振り返れば―

真面目な話 財務大臣 いや どんな大臣でも 6か月にわたり務めた後で 特に あのような緊迫した状況で 1つも間違えていない などという人は危険です もちろん 失敗もしました

最大の失敗は 2月に 融資延長の申請書に サインしたことです 純粋に 我々との 共通の利害を見出そうとする 債権者がいるはずだと 期待していましたが そうではなかった ギリシャ政府を潰すことしか 頭になかったのです なぜかって ただ ユーロ圏に横たわる 構造的断層の問題に 関わりたくないという理由と ギリシャで 5年もの間 実施されたプログラムが大失敗だったと 認めたくないという理由です ギリシャは 名目GDPの 3分の1を失いました 大恐慌時代よりひどい結果です そして 再建政策を押し付けていた― 債権者の中に 名乗りを上げて 「これは大変な間違いだった」 と言う人は誰一人いなかった

ブルーノ:そんな事実や 非常に批判的なお話に反して ヨーロッパをかなり肯定的に 見ておられますね

ヤニス:当然です だって 私のEUやユーロ圏に対する批判は ヨーロッパを住処とする人間の言葉です 私が最も恐れているのは ユーロ圏が崩壊することです もし 崩壊してしまったら 溜まっている遠心力が解放されて 恐ろしいことになり EUは破滅するでしょう そんなことが起これば ヨーロッパだけでなく 世界経済全体にも 大打撃です

ヨーロッパはおそらく 世界最大の経済でしょう だからもしも ポストモダン1930年代と 同じ轍を踏んでしまったら― 今起こっていることが まさにそうですが― ヨーロッパ内外かかわらず すべての人々の未来を 壊す結果になってしまいます

ブルーノ:今のは絶対 間違いであって欲しいですね お話 ありがとうございました

ヤニス:ありがとう
 
 
https://www.ted.com/talks/yanis_varoufakis_capitali…anguage=ja
 


 
ヤニス・バルファキス - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%8B%E3…D%E3%82%B9
 


 
父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。
ヤニス・バルファキス著

 

 

https://www.amazon.co.jp/%E7%88%B6%E3%81%8C%E5%A8%9…4478105510

https://www.diamond.co.jp/book/9784478105511.html


プロローグ 経済学の解説書とは正反対の経済の本

・目の前の混乱から離れて世界を見つめ直す
・資本主義を解き明かす


第1章 なぜ、こんなに「格差」があるのか?――答えは1万年以上前にさかのぼる

・なぜ、アフリカから強国が出てこなかったのか?
・地域内格差――金持ちは100万ドルを簡単につくれる


第2章 市場社会の誕生――いくらで売れるか、それがすべて

・ふたつの価値――経済学者はすべてを「値段」で測る
・世界はカネで回っている?


第3章 「利益」と「借金」のウエディングマーチ――すべての富が借金から生まれる世界

・悪魔が考えた「地獄」より残酷なこと
・富と競争――競争に勝つには借金するしかない


第4章 「金融」の黒魔術――こうしてお金は生まれては消える

・起業家はタイムトラベラー――未来から無限の交換価値をつかみとる
・歯車が「逆回転」しはじめる


第5章 世にも奇妙な「労働力」と「マネー」の世界――悪魔が潜むふたつの市場

・狩人のジレンマ――全員で鹿を狙うか、ひとりでうさぎを狙うか?
・悪魔が潜む場所――「マネー・マーケット」とは何か?
・予言は自己成就する――もしソポクレスが経済の教科書を書いたら?


第6章 恐るべき「機械」の呪い――自動化するほど苦しくなる矛盾

・巨大企業にとっての「すばらしい新世界」
・絶望を見せてくれるのは誰か?


第7章 誰にも管理されない「新しいお金」――収容所のタバコとビットコインのファンタジー

・誰も税金を払いたくなければ、どうすればいい?
・ビットコイン――「1通のメール」がもたらした衝撃


第8章 人は地球の「ウイルス」か?――宿主を破壊する市場のシステム

・節度のない者は「愚か者」になる――駄目と知りながら競争を止められない
・未来のすべてを決める対決――「すべてを民主化しろ」vs「すべてを商品化しろ」


エピローグ 進む方向を見つける「思考実験」

・思考実験――君は理想の世界に行きたいか?
・占い師のロジック――私が経済学者になった理由



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閲覧数366 カテゴリ時事、社会、政治、経済、教育 コメント0 投稿日時2020/08/01 22:19
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