関西学院大学高等教育推進センターから、今年も親展で一通の封書が届きました。 完全オンラインで行った「サイバー社会論」の授業で、履修生に提出をお願いした「学修活動と授業に関する調査」の集計結果通知です。 http://hyocom.jp/blog/blog.php?key=254297 ←過去に掲載した調査の説明 関西学院大学では、2005年度から統一的な方式で全学的に学生による「学修活動と授業に関する調査」授業に関する調査」を実施しています。 この調査の目的は、教員の能力を判定するものではなく、寄せられた評価や意見をもとに、授業担当者が次年度以降の授業内容や方法の改善に取り組むことや、授業環境について組織的な改善に結びつけることです。 人気がなくてクビになったという話しは聞いたことがありませんが、学生の評価が高いということは、そのまま授業の内容に興味を持って取り組んでいるかどうかに関わるので、授業の改善には大変役に立ちます。 今年度は、完全オンラインになったことで、全国各地の社会人メンターの方々は授業をサポートしてくださったことで、大いに手応えがありました。 さてその結果は..ほぼすべての設問で、全学平均、総合政策学部平均を上回り、学生の評価は非常に高かった良好だったようです。主な項目の評価は、 サイバー 全学平均 学部平均 問3 授業外に費やした学習時間 4.0 3.5 3.3 ←他の教科より学習時間が長い 問4 学生の積極的な取り組み 4.5 4.3 4.2 ←パソコンの向こうのまなざしが本気でした♪ 問5 授業による資質や能力の向上 4.3 4.1 3.9 ←勉強は教えていません。学ぶことを学びました。 問6 授業への満足度 4.1 3.9 3.8 ←満足度が高いのはやり甲斐と達成感 問14 授業のフィードバック 4.5 3.8 3.7 ←ひとりも取り残さないフォローしました 問16 教員の声や話し方 4.5 4.1 4.1 ←オンラインだから気を遣いました 問17 学生の理解度への教員の配慮 3.9 3.6 3.5 ←オンラインでサポートしてくれた社会人メンターの方々のおかげ 問18 教員の授業への準備 4.7 4.3 4.2 ←授業前後の社会人メンターの方々との打ち合わせ・反省会の成果 どや♪(笑) サイバー社会論が開講してから10年目。 成熟して講義にオンラインのメリットを融合させて、授業の完成度が大きく向上できました。 引き続き、優秀な学生の育成に頑張りたいと思います。 |