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2020年09月14日(月) 
6.オンラインになっても下がらない学習効果
 
 サイバー社会論のオンライン授業は、初回のオリエンテーションとラスト3回の「研究発表」「最終発表準備」「最終グループ発表」を除き、徐々に情報化に関する理解を深めるべく、連関するテーマについて下記の内容で進めました。
 
 (1)教員による解説 による論点整理と概観把握
 (2)グループ討議によるオンライン協調学習
 (3)グループ発表による質疑応答・教員等による総括

2020年度授業の具体的なタイトルと録画ビデオは、下記のようになっています。
 ・地域情報化政策とサイバー社会-日本政府の地域情報化の取り組み
 https://www.youtube.com/watch?v=PZEBvznhPvE
 ・地域情報化活動とサイバー社会-草の根から生まれた地域の情報化
 https://www.youtube.com/watch?v=WivRC0TbzBA
 ・インターネットとサイバー社会-ネットデイによる地域活性化
 https://www.youtube.com/watch?v=ln6gumipjY8
 ・ソーシャルキャピタルとサイバー社会-地域情報化と社会関係資本
 https://www.youtube.com/watch?v=CbPagm4T0Y8&t=18s
 ・伝統的地域ネットワークとサイバー社会-「講」に見るネットワーク技術
  https://www.youtube.com/watch?v=qbdM76zk-sc
 ・スモールワールドとサイバー社会-ネットワークサイエンスと情報化との関わり
  https://www.youtube.com/watch?v=g3aUKxKXu9s&t=2234s
 ・メディアとサイバー社会-情報の本質とメディアの関わり・「信頼」について
  https://www.youtube.com/watch?v=ItvjrWThJYM
 ・ソーシャルメディアとサイバー社会-地域を活性するソーシャルメディアのあり方
  https://www.youtube.com/watch?v=Adm1cJxkQa4&t=29s

 昨年までの対面授業では、毎夜のバイト疲れのせいか船を漕ぐ学生が数人はみられていましたが、WEBカメラをオンにしたzoomのオンライン授業では、居眠りをしたり中座をしたりする学生は、最後までほとんど見かけられませんでした。それだけ集中してオンライン授業に取り組んでいたのだろうと数名に聞き取りしてみましたが、「授業の後はどっと疲れが出る」と答えるように、オンラインの負担は小さくなかった ものと思われます。
 
 普段の授業に配点される60点は、毎回授業後5日間の間に提出する個人の「リフレクション(振り返り)」とグループ討議で行った議論の内容と結果を記載した「グループ報告」がともに最大2点ずつ。これに発言や質問など積極的な学習行動に加点する(最大2点)で構成されます。
 
 2016年から5年間は、この授業配点に最終グループ発表での「プレゼンテーション」評価(10点)とその概要をまとめた「ドラフト 」評価(10点)を加え、個人の「最終レポート」評価(20点)とあわせて100点満点で採点する方法を取っています。
 
 対面授業だった2016年から2019年までの4年間と、ほぼ同じ評価方法を採用してオンライン授業を実施した2020年については、5年間のクラス平均を比較することにより、ある程度は学習効果を確認することができます(表1)。
 
 毎回の授業点の累計については、直近4年間の対面授業に対するオンライン授業における学習効果の優位性はあまりみられません。ただ、学生から提出されるリフレクションのクオリティは、オンライン授業の2020年の方が全体的に高かったように感じられました。
 
 最終グループ発表については、プレゼンテーションではさほどの違いは見らなかったものの、論文執筆につながるドラフトでは、他の年度より評価が高かったことがわかります。
これは個人の最終レポートでも同じ傾向を見ることが出来ました。
 
 一概には言えませんが、リフレクション提出に伴う教員や社会人メンターとのやりとり、ブログを介したひょこむメンバーとの交流、研究発表や最終発表の準備の中で、考察力・文章力などが徐々に成長したのではないかと考えられます。
 
 さらに各年度の成績分布(表2)を見ると、成績最上位者であるS評価(90点以上)の比率が、過去4年間で飛び抜けて好成績を示した2017年度に匹敵する15%前後となっていて、熱心に履修して理解を深めた学生の割合が多かったことがわかります。
ただ、2020年度は2017年度と比較して、C評価が多くなっているのは、オンライン授業において全ての学生が積極的に取り組んだわけではないことを示しています。
  
 結果として、対面授業とオンライン授業では、成績を見る限り顕著な効果の違いは見いだせないまでも、全体的に学習効果は向上しているという手応えがありました。
 
(表1) 直近5年間のサイバー社会論成績のクラス平均値
(表2) 直近5年間のサイバー社会論の成績分布

閲覧数52 カテゴリロンブン 投稿日時2020/09/14 14:32
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