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2020年10月14日(水) 

 

「最高裁ボーナス・退職金判決と裁判官名の公表」

 

昨日10月13日、最高裁判所第三小法廷において、非正規労働者のボーナスに関する訴訟と、同じく退職金に関する訴訟について、最高裁判決が下されました。

 

両訴訟とも二審の高等裁判所の判決では、原告の主張が一部認められ、大阪高等裁判所がボーナスを支給しないのは不合理な格差で違法だと判断し、正職員のボーナスの6割の支払いを命じ、東京高裁が退職金を支給しないのは違法と判断し、正社員の退職金の4分の1の支払いを命じていましたが、今回の最高裁判決では両方とも、原告の主張は認められませんでした。

 

この最高裁判決に対する当・不当は兎も角として、マスメディアの当判決についての伝え方について、一言申し上げたい。それは、判決を下した裁判長、裁判官の氏名が記載されていないことです。我が家の今朝の新聞によりますと、ボーナス訴訟は宮崎裕子裁判長ら裁判官5人一致の結論、退職金訴訟は林景一裁判長ら4人の多数意見、宇賀克也裁判官の退職金を支払うべきとする反対意見があったと記載されています。この3人の最高裁判事以外の氏名は記載されていません。ネットで見る限り、他のマスメディアも裁判官の氏名の公表についての対応はほぼ同じです。

 

私が申し上げたいのは、同一労働同一賃金、働き方改革が政府から提唱されている今日、当最高裁判決はそれらに大変大きな影響を持つ判決ですから、衆議院議員総選挙のとき合わせて実施される最高裁判所裁判官国民審査の重要な判断材料となる可能性があるので、マスメディアには当判決に関わった最高裁判所裁判官の氏名を全員掲載していただきたいということです。

 

ちょうど今アメリカのおいては、連邦最高裁判所判事の任命について、大統領選挙並みの口論が行われています。それに比べて我が国のマスメディアは、誰が判決を下したかにはまったく興味を示さず、その判決内容にだけ注目しています。国民審査など有名無実という実態を、マスメディア自体が認めてしまっているように思います。アメリカでのこの司法をめぐる騒動を、対岸の火事のように思って見ている日本人は、まだまだアメリカ国民の三権分立精神に実質的に追い付いていないとつくづく思い、自己嫌悪に陥ります。ですからマスメディアに携わるみなさんは、繰り返しになりますが、これから下される最高裁の重要判決について、関わった全裁判官の氏名と意見の概要を掲載していただきたい。

 

今回の判決について、私はNHKの内容が分かりやすかったので、参考までにアドレスを次のとおり紹介します。

 

【NHK】

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201013/k10012660…elated_004

 

なお蛇足ですが判決については、私は両高裁判決を支持します。最高裁より高裁の方が、時代の流れや国民の意識を反映しているように思いますので。

 


閲覧数50 カテゴリ時事ネタ コメント0 投稿日時2020/10/14 12:17
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