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2007年12月21日(金) 
 カルロス・ガルデル一行を乗せてコロンビアのメデジン空港から飛び立とうとした飛行機は
滑走路でもう一機と衝突し炎上してしまいました。ガルデルの伴奏ギターを務めていた三人
のうちひとりだけアギラールは助かりました。再びギターを持つことの出来ない体となりながら
ブエノス・アイレスでギターや歌の生徒を教えていました。1951年12月中頃、タクシーに乗
り込もうとしていた彼は車にはねられ足を折り入院しましたがそこで肺のトラブルで突然死亡
しました。ホセ・マリア・アギラール60歳、1951年12月21日のことでした。
彼は作曲もしており、アニョランサス(バルス)、マノス・ブルハス(フォックス・トロット)、テンゴ・
ミエド(タンゴ)、などの作品が残されてます。
本日のタンゴは”Lloró como una mujer ジョロ・コモ・ウナ・ムヘール / 女のように泣いた”
を聴いてください。

http://www.todotango.com/musica/tema/193/Lloro-como…una-mujer/

訳詩はゴタンの中庭 
http://v133-130-69-136.myvps.jp/gotan89/
でみてください。

どこかで「若いうちは男も女も年老いた異性から金銭的援助と手ほどきを受け遺産も受け取り、
自分が老いたら同じようにして還元するようにすればこの社会は上手く」という説を読んだこと
がありますが、このタンゴはそんな冗談をはね飛ばし真理を暴きだしています。

閲覧数1,975 カテゴリ本日のタンゴ コメント4 投稿日時2007/12/21 01:38
公開範囲外部公開
コメント(4)
時系列表示返信表示日付順
  • 2007/12/21 08:01
    tococinoさん
    へー!あの事故での生還者がいたとは知りませんでした。
    にもかかわらず、あの事故の真相についていろいろといわれていますね。(私はよくわからないのですが)

    マノス・ブルハス(フォックス・トロット)、当時はタンゴバンドでもフォックス・トロットのリズムの曲も演奏されたようですね。
    次項有
  • 2007/12/21 09:58
    tococinoさん

     事故原因について論争が続いてるようですね。
    今年の春先、ブエノスへの途上メデジン上空を飛びました。
    ジョージブッシュ空港から直行する空路下にあるのですね。
    地図に地名が写るモニターにしばし黙祷を捧げました。
    次項有
  • 2010/01/21 07:59
    El Bohemioさん
    ガルデルはアギラールの作品を良く取り上げています。アギラールはあのチャカリータのガルデルの銅像の後ろにある廊を作るのに奨励した人で、又不運な人でした。彼はパリーでガルデルと喧嘩別れしてブエノスに帰りましたが、彼の友人に進められてガルデルの最後の旅になる南米公演に同行したのでした。
    次項有
  • 2010/01/21 08:57
    > El Bohemioさん
    そうですか、あの立派な廟がつくられた陰にはアギラールの尽力があったのですね。
    次項有
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