6時45分ごろ、《そろそろ日が昇るころかな》と思って外へ出ました。 気温は4.8℃、昨日より0.1℃低くなっています。 日の出がよく見える歩道橋の上に上がって東南東の空を見ると、横に棚引いた雲がオレンジ色に染まっています。昔の人はこれを「東雲(しののめ)」と言い、おおよその時刻を表す言葉としても使われていたようです。「暁(あかつき)」や「曙(あけぼの)」と同じように。 撮影時刻は6時50分ごろで、京都の日の出時刻6時46分を過ぎていますが、まだ太陽は顔を出していません。それは、太陽の位置に標高400mほどの山があるからで、太陽は山の陰に隠れているのです。(来るのが10分ほど早かったようです。) 写真のあちこちで湯気のような煙のようなものが上がっているのが見えますが、この時刻に操業している工場があるんですね。24時間動いている工場もあるから不思議なことではありませんが、明るくなってからでは見えない景色です。
「東雲」の写真を撮り終わってから、ぐるっと一回りして家へ帰りましたが、わが家の2軒置いて北にあるお宅の前まで来ると、生垣の山茶花が咲いていました。白花の方は既に散り始めていましたが、赤花の方はようやく咲き始めたところでした。山茶花は白の方が先に咲くのかな? |