5時40分ごろ、新聞を取りに外へ出ました。 気温は5.6℃、昨日ほどの冷え込みではありません。 日の出までには1時間以上の間がありますが、空が青く見えます。月明りのせいです。 西の空の高い位置に、丸い月が白く輝いていました。満月(11月30日)から2日後に昇った月ですから明るいはずです。十五夜は11月29日だったので、昔風の雅な呼び方をすれば、この月は「居待(いまち)の月」です。「いざよい」→「たちまち(立待)」→「いまち(居待)」→「ねまち(寝待)」、古人(いにしえびと)は月の出るのを心待ちにしていたんですね。 南東の空を見ると、低い位置に金星が光っていました。非常に明るくて大きく見えます。「明けの明星」とはよく言ったものです。
こんな時刻に、意識して空を眺めたことはなかったのですが、今朝はいい経験をしました。「早起きは三文の徳」とはこのことですが、早く起きても外へ出なければこういう経験はできなかったわけで、これからは起きたらすぐに外へ出てみることにします。
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