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2020年12月30日(水) 

 

吠えない犬

安倍政権7年8カ月とメディア・コントロール

|双葉社
マーティン・ファクラー
https://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/9…582-0.html

 


 

 

 

驚き 官邸の報道支配

/「政権批判しない」求められた「誓約」
/NYタイムズ元東京支局長

 マーティン・ファクラーさん
https://www.jcp.or.jp/akahata/web_weekly/2020/12/20…2020122035
 
 
 米紙ニューヨーク・タイムズ元東京支局長 マーティン・ファクラーさんが、新著『吠えない犬 安倍政権7年8カ月とメディア・コントロール』を出しました。ファクラーさんに聞きました。 田中倫男記者

 

首相へのインタビューできず

 

 ━米国出身のファクラーさんは日本での大学院留学などを経て2009年からニューヨーク・タイムズ東京支局長を務めました。就任早々驚くべきことに直面したそうですね。

 

 首相官邸(麻生太郎政権)に支局長就任の挨拶に行った時、官邸の国際報道官(外務省からの出向)から「前任者の(「慰安婦」などの)記事が政権に批判的にすぎる」「官邸からの取材協力が欲しければ、前任者の記事を批判し、『自分は違う報道をする』旨を文書で提出するように」と言われました。
 驚きました。以前、中国で取材中、天安門広場前で警官に捕まり、「自己批判」を迫られたことを思い出しました。それで「日本の官邸は中国と同じことを私に頼んでいるのですか」と聞いたら報道官は「違います、違います」と慌てました。
 そんな「誓約書」を私は提出しませんでした。すると、私が支局長の間、首相にインタビューする機会は一度もありませんでした。

 

 ━それはひどい話です。支局長としては大変だったのではありませんか。

 

 他の海外メディアの支局は、何度も当時の安倍晋三首相の単独インタビューをしていました。私は本社から「安倍首相の単独インタビューをとってこい」と言われたことは一度もありません。
 在ニューヨーク日本領事館が本社に「東京のファウラー記者が日本政府に批判的な記事を書いた」と抗議したことがあります。私は本社から非難されるどころか「プレッシャーに負けずによくやった」と言われました。
 
会食繰り返す

 

 ━日本とはまったく違いますね。あなたは安倍政権のメディア・コントロールを批判し続けています。何が問題でしょうか。

 

 安倍氏の首相辞任表明会見(8月28日)でフリーランスの人から質問が出ました。「(官邸は)質問を事前に取りまとめていた。事前に質問を出した社にしか当てない。それは首相自身の指示なのか。仮に知らなかったとしても、問と答えが目の前に置いてあるという状況に違和感を覚えなかったのか」。安倍氏は、この質問にまともに答えず、はぐらかしました。首相会見自体が、官邸に操作されている、メディア・コントロールの最たるものだと思います。
 安倍政権下で、政権に批判的だったテレビキャスター、コメンテーターが次々と第一線から引いていきました。その一方で、テレビや新聞の幹部が安倍首相とさかんに夜の会食を繰り返していました。19年11月、「桜を見る会」問題が「赤旗」の報道と共産党の追求で明るみに出ました。その後も安倍氏は連日のようにメディア幹部や記者クラブの記者らと会食していました。追求する側と追求される側が顔を突き合わせて食事をする必要がどこにあるのでしょうか。
 
日本のメディア「吠えない犬」
 
 ━政権側の問題と同時に、メディア側の問題も厳しく指摘していますね。
 
 日本はアクセス・ジャーナリズム(取材対象に気に入られて内部情報をもらうこと)に偏っています。たしかに、政府や権力内部から情報を得て、それを分析して伝えていくことも必要です。しかし、バランスが必要です。もっとウソを暴くような調査報道に力を入れるべきでしょう。
 しかし、日本のメディアは、政府や権力が伝えたい情報、ストーリーを鵜呑みにしていることが多い。アクセス権を奪われる、締め出されることに恐怖を感じています。
 ジャーナリズムというのは本来、権力者に吠える「Watch Dog(番犬)」はずです。しかし、日本では権力者を守る「ポチ」になってしまっている。ここが一番不思議ですね。
 
 ━日本でもかなり昔の話ですが、佐藤栄作元首相が退陣会見で「新聞は嫌い、話したくない」と言って、新聞記者全員がボイコットしたことがありました。
 
 日本のメディアは太平洋戦争で戦争に協力するという大失敗をしたので、それを覚えている世代が元気なうちは、まともだったと思います。その歴史を知らない世代が中心になると「楽な」方向に行く。福島第一原発事故という「安全神話」の崩壊という大失敗から学ぶべきでしたが、そうなってません。
 アメリカのメディアには、ベトナム戦争、イラク戦争での失敗が、まだ生々しく記憶されています。「イラクは大量破壊兵器を持っている」などの政府のウソを見抜けず、協力して事への反省も強いです。
 
  「赤旗」の役割
 
 インターネットのSNS上では、真実とフェイク(ウソ)が隣り合わせです。日本やアメリカでは政府が平気でフェイクを流している。だからこそ「番犬」の役割を果たす健全なメディアが必要です。デマゴーグが横行する社会になってはいけない。そうしたことへ抵抗する役割を「しんぶん赤旗」には、お願いしたいです。
 
 
Martin Fackler
1966年アメリカに生まれる。91年、東京大学大学院留学。96年再来日し、米国メディアの記者として活動。2005年からニューヨーク・タイムズ東京支局員、09年から15年まで同支局長。著書に『「本当のこと」を伝えない日本の新聞』など
 
マーティン・ファクラー - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3…9%E3%83%BC
 
しんぶん赤旗 日曜版 2020年12月20日
https://www.jcp.or.jp/akahata/web_weekly/2020/12/20-week/

 

 

https://www.facebook.com/Double.Eagle.at.kachinet/p…4322686612

 


閲覧数276 カテゴリ時事、社会、政治、経済、教育 コメント0 投稿日時2020/12/30 22:42
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