「なぜ、お正月はおめでたい?という話」
新年 明けまして おめでとう ございます
お正月も三日目となると、 朝のお屠蘇はなく、 奥さんは病院に日勤で、 ちょっと落ち着いた気分で、 ひとり留守番をしております。
さて、 表題の「なぜ、お正月はおめでたい?」ですが、 年末に買った百十円の小冊子、 本願寺出版社発行「お正月」に、 麻布明徳(あざぶ あきのり)さんが掲載されておられました。
【お正月:本願寺出版社】 https://hongwanji-shuppan.com/item/detail.html?iid=1739
1 元々日本には今のように個人の誕生日を祝う習慣がなかった。 2 昭和24年(1949年)に「年齢のとなえ方に関する法律」が制定され、翌年1月1日から施行され、年齢を「数え年」で数えることは止めて、現在の満年齢で数えるようになった。 3 昭和24年まで、日本人の多くは元日に一つ年をとると考えていた。 4 元々お正月はみんなの誕生日だったので、お互いに「おめでとう」と言い合っていた、その名残。
ただし、 いろいろな説があると麻布さんも断っておられ、 自分がうなずけた説だそうです。
お正月三が日の、 朝夕のお勤めのとき私は、 「拝読 浄土真宗のみ教え」掲載の、 「お正月」というところを拝読しています。 そこには本願寺第八代宗主の蓮如上人が、 勧修寺村(かじゅうじむら:京都市山科区)のお弟子の道徳さんに、 年の始めに、 「道徳はいくつになるぞ 道徳念仏申さるべし」 と仰ったというお話(出典:蓮如上人御一代記聞書)があります。 以前は、 それがどうしたの?と思っていましたが、 年を取るにつれて、 感慨深く拝読させていただくようになりました。 この言葉は確かに蓮如上人のお言葉ではありますが、 実は、 阿弥陀如来さまの私への呼び声だったんですね。
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