今日は小正月です。この日に小豆粥を食べるのは、疫病から身を守るために行われている風習で、平安時代には既にあったようです。 僕はこれまで食べたことがありませんが、今年は食べてみようという気になりました。これでコロナを撃退できるとは思いませんが。(笑) ただ、娘はお粥が嫌いなので一人分だけを簡便な方法でつくりました。「簡便な方法」とは、お粥は米から炊かずに残りご飯を水で炊いた「入れお粥」にし、小豆は缶詰の「茹で小豆」を使ったことです。 僕が使った缶詰には砂糖が入っているので、必要な分をボウルに入れて熱湯で洗い、豆だけを炊き上がったお粥の中に入れました。 米と小豆を一緒に炊いていないのにピンク色になっているのは、「入れお粥」に使ったご飯が黒米を入れた赤いご飯だったからです。
というわけで、紀貫之や清少納言も小正月に食べたはずの小豆粥を、形ばかりですがいただきました。結構美味しいものでしたよ。 (^_^)
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