あさりが旬を迎え、身が太って美味しくなり、そして安くなりました。 昨日スーパーへ行ったら、230g入ったパックが半額の114円になっていたので買って帰り、しぐれ煮にしました。 230gと言っても剥き身にすると極端に嵩が減るので、ぶなしめじを入れてボリュームアップしました。 出来上がりは、スーパーで売っている佃煮のような飴炊き風ではなく、味がやや薄めのサラッとした「浅焚き」で、素材の風味を残しています。また、もっちりとしたあさりとコリコリとしたぶなしめじの食感も楽しめます。
今回僕がつくった方法は以下のとおりです。 ① 砂出しをしたあさりを酒蒸しにして身を取り出す。このとき貝殻の欠片が入っている場合があるので、入念に調べて取り除く。 ② 麺つゆに砂糖と酒蒸しにしたときに出た汁(あさりのエキスが出ている。)を加えて煮汁をつくる。味は「ちょっと薄いかな」と思う程度になるよう水で調整する。 ③ 鍋にあさりとぶなしめじ、細切りにした生姜を入れ、煮汁を「頭が隠れる程度」まで注いで煮込む(中火→弱火) ④ 鍋の底に煮汁が少し残る程度まで煮詰めたら火を止め、汁気を切って器に移す。(最後まで煮詰めると、あさりの身が縮んで硬くなり、風味も失せる。) |