最近街を歩いていると「閉店」と書いた貼り紙が目立ちます。コロナ禍の影響だと思いますが、売り上げが減っているんですね。京阪沿線の郊外駅では最大級の商業施設「くずはモール」も例外ではなく、頻繁に店が入れ替わっています。 モール内の百貨店に入っている専門店も同様で、最近「惣菜と弁当」を売っている店が入れ替わりました。長く営業を続けていた京都の店が撤退し、新たに大津の惣菜屋さんが入りました。僕が大阪の梅田で働いていたころ、よく弁当を買いに行った阪神百貨店のデパ地下にあった店です(現在もあるはず)。 阪神のデパ地下には有名店を含めて多くの店が入っていますが、その中でいつも買うのはこの店でした。それは「安くて美味しい」からです。この店は、京都や大阪の有名店のように全国的に知られた店ではないから、味は一流(だと思う。)なのに値段は二流、つまり安サラリーマンの昼食には打って付けだったのです。
とういうわけで今回の開店を心待ちにしていたところ、昨日百貨店へ行ったら店を開いていたので、上品な「おかず」の詰め合わせを買って帰りました。値段は680円でした。 詰め合わされているおかずは、 焼きもの:鰆の西京焼き、だし巻き卵、鶏のつくね 煮もの:牛蒡、南瓜、高野豆腐、五目ひじき、牛肉と糸蒟蒻のすき焼風 和えものその他:筍の木の芽和え、ブロッコリーの浸し、プチトマト
どれも美味しく調理されていて、スーパーの惣菜とは格が違います。美味しいものがこれだけあれば、お酒を2合は十分吞めます。(笑) これを家でつくるとなると、味もさることながら材料を揃えるのも大変だから、とても680円では出来ません。さすが専門店やなぁ! |