鉄道に興味が無い方はもちろん、
鉄道は好きでもこんな物はどうでもいい
と言われてしまうような資料が続々と出て来ました。
私がまだ学生時代の古い資料、それも普通では手に入らないような貴重な資料を
スキャンしてパソコン(別置きHDD)に保存していた物、
保存した自分がすでに忘れてしまっていた古い資料が出て来たのです。
他のフォルダー(まだ見ていないフォルダーがいくつも有ります)にもかなり有るのでその整理にかかる手間はどれくらい有るのか見当もつきません。
普通ならとても手に入らない、国鉄の内部資料もたくさん含まれています。
なぜこのような資料が学生の私に入手できたのか全く記憶に無いのですが、国鉄本社のかなり上のポジションの方とかなり細かく接触させていただきいろいろと指導していただいたことは覚えているのです。しかし、どうしてそのような方と接触できたのかはっきりとした記憶は無いのです。
とにかく色々な資料(内部資料を含む)をスキャンしたものが手元に有るのです。
一般に配布された資料(印刷物)も有ります。
デジタル化したデータだけでなくこの種貴重な資料は原本も必ずどこかに残っている筈です。
見つけ出してしかるべき機関で保存していただくよう早く手配しなければなりません。
今の状態で私が死んでしまったら単なる紙くずになってしまいます。
内部資料のひとつの例として、こんな物が有ります。
電車の改造に伴う形式整理についての新旧番号対照表
(昭和28年 月 日付総裁達第 号別表)
という書類です。
別表だけで本編は有りませんが
或る形式の車両の一部が改造されて元々の車両と違う車両が出来上がることが有ります。
どの番号の車両が改造されて番号がどう変わったのかを知るためにはこの表は貴重でした。
この表には改造前の形式番号と改造後の形式番号が対比表で示されています。
このような一般には配布も販売もされなかった資料が雑然とHDDに残されているので
これをきちんと整理しなければなりません。
一方、一般の人々に対する案内や告知のための書類も雑然と保存されています。
いわゆるPR資料です。
このように色々な物がたくさん保存されているので整理を急がなければなりません。
資料をスキャンしてデジタル化した時には「これで良し!」と思ってしまっていたものが
もっと系統立てて整理しておかなければならないと、今頃気付きました。
古い資料を整理すればするほど新しい仕事が増えてくるのにはいささか参っています。
でも、デジタル化してあるだけ良かったとは思っています。
幸い鉄道に関する資料を将来のために保存するNOPと懇意にさせてもらっているので整理出来次第そちらに提供する予定です。