市川町浅野地区は、田園風景が美しい町内の中でも、ひときわ日本の原風景が見事な集落。 丘の上の貯水池からつづく棚田には、すでに水が張られ一部は「浅野米」の苗の植え付けが進んでいます。 「麦秋」という言葉があるように、この時期は麦の収穫期にもあたり、コンバインがあちらこちらで動き回っていました。 ここ数年、友人のFさんにお世話頂き、刈り取られた「麦わら」を頂戴していて、今年もお声がけ頂けたので農園メンバー3名で出動してきました。 「麦わら」は「稲わら」に比べて格段に雨に強く、畑に敷くことで「保湿・坊草・養生」だけでなく、収穫を終えたのちには肥料になってくれるスグレモノです。 ところが最近は、作付けが激減していることと、収穫時にコンバインで細分してしまうことから、入手自体が大変困難になっています。 浅野の方々は、そんなことを考慮してくれていて、一部の畑の麦は籾を採ったあと根元10センチくらいで切り落とし、そのまま残して下っています。 わたしたちはその藁を束ねて縛り、クルマの荷台に積んで持ち帰るという作業でした。 午後2時に、「銀の馬車道モニュメント」の『ハヤブ』前に集合。 刈り取りが終了しているすぐそばの畑で、約1時間の麦わら集め。 一台では収まりきれないくらい大量の麦わらを積み込むことができました。 ホームセンターで買ったら、いったいいくらくらいするのでしょうか♪ 播但自動車道を経由して45分。 農園に戻り、倉庫にぎっしりと保管させて頂きました。 今年のスイカも、これで健やかに生長してくれることでしょう。 関係者のみなさま、ありがとうございました♪ |