4日目。能登ライドの最終日です。 部屋の窓から差し込む七尾湾の朝日で早めに目が覚めました。 ゆっくりと朝風呂につかり、7時からバイキングの朝食。 その場で作ってくれるオムレツが美味しかったです。 この日はまず、七尾市の中心街に向かいます。 600年以上の歴史がある「一本杉通り」に寄棟造りの町家が並び、 いくつかは文化財に指定されていて、当時の面影を残しています。 ここに2016年にオープンしたのが「花嫁のれん館」。 「花嫁のれん」とは、幕末・明治時代から伝わる、 加賀藩の婚礼の風習の一つで、嫁入り時に嫁ぎ先の仏間に掛けられ、 花嫁がくぐるのれんです。 婚礼の後出番がなく、箪笥の肥やしになっていた花嫁のれんを、 一本杉通りの女将達が、2004年から「花嫁のれん展」を開催し、 商店街の各店舗や住宅に展示。 「花嫁のれん館」は、花嫁のれんを常時見られるように、 と作られた施設です。 残念ながら開館時間が9時からで、施設の中を見ることはできませんでしたが、 いつか機会があれば見てみたいですね。 七尾市を南下すれば、いよいよ石川県に別れを告げ、富山県です。 海岸線を南下してもよかったのですが、この日は昼食が早いので、 カロリーを消費しようと、山間部のルートで、 日本五大山城の一つ・七尾城址を見学してから氷見に向かうことに。 七尾城址までは、約4Kのヒルクライム。 展望台からは、和倉温泉や能登島、七尾市街が一望できました。 しっかりカロリーを消費して、氷見漁港の場外市場・氷見番屋街へ。 まだ10:30過ぎですが、早めの昼食タイム。 「氷見前寿司」は、いわゆる回転寿司ですが、 氷見前浜の鮮魚をにぎった寿司を食べることができます。 氷見前5貫盛(1160円)に、ホタルイカ軍艦(380円)、 かぶす汁(あら汁)(380円)、そして、当初の計画では、 昨日食べるはずだった岩ガキ(880円)を頼みました。 どれも美味しかったですが、何といっても、この季節が旬の、 大ぶりの岩ガキが、クリーミーで最高でした! 昼食後、氷見番屋街をぐるっと一回り見て回りましたが、 飲食、土産、干物、野菜、鮮魚など、いろいろあって、 かなり楽しそうな施設でした。 氷見を出れば、あとは残り22Kほど。新高岡駅に着いたのは12:15。 ちょうど12:11発の新幹線が出た後で、次の新幹線までは1時間ほどあります。 自転車を輪行袋に入れ、切符を買い、 セブンイレブンで体拭きシートを買って、駅のトイレで体を拭き、 Tシャツ・短パン+サンダルに着替えます。 あとは駅前の喫茶店で時間をつぶそうと思ったら、何と臨時休業。 仕方ないので、駅の構内をウロウロして過ごしました。 缶ビールとチューパイ、さらにご当地おつまみ 「ホタルイカのいしり干し」と「トリュフ香る白えび干し」を 買い込んで新幹線に。 車内で、楽しかった4日間の旅を振り返りつつ、 一人打上げしながら帰京しました。 8:02 和倉温泉「虹と海」 9:02 七尾城址(15.5K;29分散策) 10:31 氷見番屋街(44.5k;昼食27分) 12:15 新高岡駅(66K) 走行距離 66K 走行時間 4:13 累積標高 675m 平均/最高速度 19.8/55.7 kph 平均/最高心拍 100/136 bpm |