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2021年09月09日(木) 
千葉港付近にことし2度目の青潮が出ました。

海底の水の酸素濃度が極端に下がって海全体が酸欠状態になるのです。ドブのように硫化水素が発生し海面がにごったブルーに変色します。魚やカニなどのいきものは酸欠で海面に上がってきて酸素を吸おうとパクパクし、やがて力つきて死んでしまいます。

ウミネコたちが弱ったハゼなどをねらって集まってきています。

生と死をめぐる熾烈な戦いが静かに繰り広げられています。


毎年、この季節になると冷たい風が吹いて青潮が出ます。
ちいさな命がたくさん失われるのに人間はなにもできません。
プラスチックごみを無くしても青潮はなくなりません。

東京湾の汚れの原因の7割は生活排水といわれています。
下水の浄化(野菜くず等を下水に流さない)はわたしたちの課題です。

閲覧数268 カテゴリエコロギー コメント6 投稿日時2021/09/09 10:27
公開範囲外部公開
コメント(6)
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  • 2021/09/09 14:00
    jamjamさん
    ひどいものですねぇ。
    僕は大阪港と赤穂の海岸で赤潮を見たことがありますが、青潮は見たことがありません。淡水の池などに発生するアオコのようなものですかね。
    海の赤潮とは違うかもしれませんが、大阪城の堀で淡水赤潮を何度か見たことがあります。
    いずれにしても、水がこんな色になるのは気持ちのいいものではありませんね。
    次項有
  • 2021/09/14 00:18
    > jamjamさん

    青潮は生きものではなくて海水の成分が化学変化を起こして青く見えるのです。ドブの泥が硫化水素発生させて黒くなるのと同じで海底では真っ黒くて臭い泥が堆積して生きものが死にます。


    大阪城で淡水の赤潮が発生するとは驚きました。
    プランクトンの異常発生でしょうか?
    次項有
  • 2021/09/09 14:40
    瀬戸内海、特に兵庫県の海は川からの水がきれいになりすぎて栄養分がなく、海産物の成長に影響が出ているといいます。徹底的に浄化すると、こういうことにもなります。それで基準緩和するようです。
    次項有
  • 2021/09/14 00:20
    > 本荘ケイさん

    ええ、広島のカキもその影響を受けているようですね。
    不思議なものです。
    基準緩和したらどうなるのかしら?
    山が海を育てるのであって家庭排水は・・・・。
    次項有
  • 2021/09/09 17:58
    kazu---さん
    大量に海の生き物が死んでいる様子を目にすると心が痛みます。
    時化が来て海の水がかき回されたら、青潮はなくなりますか。
    台風頼み・低気圧頼みでは、いつになるかわかりませんね。
    次項有
  • 2021/09/14 00:23
    > kazu---さん

    時化も効果があるかもしれませんが、風向きが変わって気温が高くなる、雨が降って海水をかき回せば消えると思います。
    でも死んだ生きものはもどりません。
    次項有
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