ひょこむ農園での昨日の自分の主な農作業は、スイカを栽培する場所の地盤改良でした。 全体200坪のエリアの中でも、栽培を予定した南西側は、どうやらもっとも低い場所のようで、たくさん雨が降るとすぐに水が浮いてきます。 もともと田んぼだったので、「水持ちがいい」というのは好都合だったのでしょうが、畑の場合「水はけ」が大切です。 水持ちがいい秘密は、その土壌にあります。 南の畑では、20センチより深いとこは超硬い粘土層(硬盤)になっていて、受けた水をしみこませる力はありません。 このままでは、梅雨時に根が水に浸かって生長できなくなるので、なんとかしなくてはと悩んでいました。 そこに友人のT弁護士さんが、ウクライナ支援に使うような機材を持って駆けつけてくれました。 土木工事用の大きなドリルと、くい打ちのような振動スコップ。 スコップは見事に硬盤を壊してくれました。 でも作業はなかなか大変です。 次善の対応として考えたのが、「どうせ水が溜まるのだから溜めるようにする」ということ。 栽培場所が水に浸からないように、遊水池を掘る方法です。 東西に6穴を2列で掘って植え付け場所を用意したので、その南側に幅3m長さ12メートル深さ10センチの遊水池をつくりました。 「農業とは土木工事にさも似たり」 ひたすらスコップで土を移動して山を作りました。 このあと、掘った土で植え付け場所全体を盛り土します。 遊水池の水面から20センチくらい高くできる計算で、さらに苗は30センチの盛り土をした上に淺植えするので、少々の雨では浸からなくなる予定です。 うまくいきますように♪ |