1,503万kW/2,039万kW (03/29 19:25)
73%
■バックナンバー
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このブログのURL
https://hyocom.jp/blog/blog.php?key=324505
2022年07月24日(日) 
先日(7/15~19)、ルスツリゾートを拠点に開催された、
久保埜一輝コーチ主催の、ルスツ×洞爺湖合宿に参加したのですが、
何と合宿初日に落車してしまいました。

合宿自体は7/16~18でルスツリゾート2泊ですが、
これだと航空券がバカ高いので、7/15イン、19アウトにして、
前後日を千歳泊にしました。

7/15、天気予報があまりよくないのを心配しつつ、
15:35羽田発の便で新千歳空港へ。

空港でレンタカーに乗り換え(4泊5日で15000円)、
千歳市のホテルクラッセステイ千歳にチェックイン。

この日はすぐ近くの「増毛漁港直送 遠藤水産」へ。
生ラム焼肉定食に海鮮珍味3種盛り、大ジョッキで夕食。

翌日、無料サービスの朝食を食べ、8時過ぎにルスツに向けて出発。
支笏湖経由の一般道ルートで2時間半ほどで到着し、
集合時間前に近くの「みゆきドライブイン」でホタテフライカレー。

12時にバイクを組み立てて集合。この日はそれまで雨模様でしたが、
雨も止んだので、予定通りバイク練習に行くことに。

50人近い参加者全員で記念写真を撮った後、
12:37に上・中・初級の3グループに分かれてバイクスタート。
私はAve.29kph以上という上級組に入りました。

コーチは久保埜コーチで、先導は北海道チャンプの古謝さん。
みんなで適当に先頭交代しつつ走ります。

上級組だけあって、さすがに皆さん速いですが、
ついていけないほどではありません。

途中、私が先頭を牽いている時、道を間違えたようで、
気づいたら後ろに誰もいませんでした。
慌ててサイコンを頼りに集団に復帰。

36K地点の細川たかしを讃える碑で止まり、久保埜コーチから、
「ここから5Kは各自のペースで頑張ってください」とのこと。
それでも、抜いたり抜かれたりで、結局、
最後はみんな集団になってしまいました。

41K地点のダチョウ牧場で小休止。
ここまで1:22、平均190wとさすがに上級組、なかなかのペースです。
この日の目的地、高橋牧場まではあと10K。14:30過ぎに到着。

広大な牧場を眺めつつ、搾りたて牛乳のソフトクリームをいただき、
14:57に折り返し。帰りはルスツリゾートまでの30K弱。

4~5番目位で出ましたが、先頭3名はかなりペースが速いです。
途中からじわじわ離されて単独走になってしまい、
後ろから来た5名ほどに追いつかれたので、
集団の最後尾について足を休めます。

距離にして残り13Kほどの地点で、前走者との距離が近づいたかな、
と思った瞬間から記憶が飛んでいます。
 
周囲を走っていた方の話では、
「パーンという音がして、前輪がバーストし、落車したようだ」
ということでした。

確かに、後日、前輪を見ると、タイヤ横が数センチ裂けていました。
何か鋭利なものを踏んだか、前走者の後輪にハスったかでしょうか。

高速走行時に、全くブレーキをかける余裕もなく落車したので、
衝撃はかなりのものだったと思われます。
それにしても、最後尾で、誰も巻き添えにしなくてよかったです。

気がついたら救急車の中。
救急隊員にいろいろ聞かれましたが、最初のうちは、
自分がどこにいるのかさえ分からない状態でした。

警察の事故調査も含め、病院に同行してくれた青トラのIさんが、
いろいろ答えてくれたようです。ありがとうございます。

そのうちに徐々に記憶が蘇ってきて、ようやく、
救急隊員の問いかけにまともに応答できるようになってきました。

倶知安厚生病院に救急搬送され、動ける状態ではないので、
ジャージなどはハサミで切り取られ、すぐに頭部CTを撮影。

顔面左半分は血だらけで、前歯は2本折れ、口も切れて、
身体の各所の擦過傷も酷く、満身創痍状態。
顔は傷が酷くて付着した泥や砂さえ取り切れない状態でした。

診断の結果、脳や骨に損傷はないものの、
頚椎ダメージによる両手の痺れが出ているとのこと。

頭首部に強い衝撃が加わったため、後から症状が出る可能性もあり、
経過観察の必要があるということで、そのまま入院。

擦過傷はもちろん痛いのですが、両手が痺れるように痛いです。
以前落車して頸椎突起にヒビが入った時より酷い感じです。

急だったので、病院ではこの日の夕食は準備できず、
病院内コンビニも閉店してしまったとのことで、
Iさんに夕食を買ってきて欲しい旨メッセージを送りましたが、
うまく伝わらなかったようで、この日は結局夕食抜き。

「今頃はルスツリゾートで美味しい夕食食べてるはずだったのに」
などとひもじさに耐えつつ、
「合宿復帰は無理でも、できれば予定通りの便で帰京したいなあ」
などと考えて、なるべく痛みを訴えるのは我慢していましたが、
夜中にとうとう我慢しきれずにナースコール。

優しい看護師さんが、痛み止めの注射を打ってくれましたが、
それでもなかなか痛みはおさまらず、絶望的な気持ちになりました。

翌日、主治医の回診で、「特に脳や骨などには異常がなく、
今後の治療としては自然治癒に任せるしかないので、
退院できるようであれば退院していいですよ」と言われ、
ちょっと拍子抜け。

とにかく、痛みを何とかしないといけません。
この日から、飲み薬の痛み止め(トアラセットDSEP)と、
副作用の吐気止め(メトクロプラミド)を処方してもらいました。

これが実によく効きます。飲んでいる間は痛みが治まりますが、
飲むのを止めると途端にまた痛みがぶり返します。

それでも、1週間分薬を出してもらったので、
とりあえず薬に頼りつつ、予定通り帰京することを決意。

落車したバイクはトライアスロンショップを経営する、
久保埜コーチのお父様に見ていただきましたが、
タイヤ以外は問題なさそうでホッとしました。

2日間、病院で入院生活を送った後、7/18に退院。
サポートスタッフのHさんが、私の借りたレンタカーで、
病院まで迎えに来て、千歳まで送ってくださいました。
本当にありがとうございます。

この日は千歳に泊まり、7/19朝、予定通りの便で帰京。
ダメージが酷いので、しばらく回復には時間がかかりそうですが、
レースも9月上旬までないので、じっくり治したいと思います。

閲覧数273 カテゴリトライアスロン合宿 コメント0 投稿日時2022/07/24 19:42
公開範囲外部公開
コメント(0)
  • 次項有コメントを送信
    閉じる
    名前 E-Mail
    URL:
■プロフィール
走る桜島さん
[一言]
いろいろ運動してみた記録です。
■この日はどんな日
■最近のファイル
■最近のコメント
■最近の書き込み