ナベさんが読んだというレイチェル.カーソンの本、気になったので読んでみようと図書館に電話したら、予約しなくてもこの図書館に今ありますよと言うので先日借りて、昨日は涼しくて快適だったので伝記を1冊読んでしまいました。 この人は文学の道から、科学者への道へと悩んだ末方向転換し、生物学者になった人ですが、元々文学の素養があった人なので、自然環境や、海の世界を本に出しても、いわゆる味もそっけもない教科書のような書き方ではなく、読む人を引き込む文学的な表現で書くので、「我らをめぐる海」の本がベストセラーになり、その名が全国にも世界にも知られるようになったそうです。 どこまでも正確な事実を文学的表現で書くので、いろんなところから多くの賞ももらい、高い評価を得ているとのこと。 私が子供の頃、歴史は嫌いでした。 教科書をいくら読んでも、全然興味がわかず勉強する気にはなれませんでしたが、この人の書いた本なら読みたいと思います。 固い内容を女性ならではの感性で臨場感あふれる表現で子供から大人まで魅了したという事です。 興味を持つと集中力が出るので1冊読めてしまいました。 今回4冊借りたので、他のも読んで見たいと思います。 昔子供の頃に学校で頭に吹きかけられたDDTの毒性についてかいた「沈黙の春」は、時のケネディ大統領も感動し、国で規制する事にもなったそうで、レイチェル.カーソンは地球の恩人とも言われるそうですね。 さあ、これからレイチェル.カーソンの世界をたっぷりと味わいたいと思います。ナベさん、きっかけをありがとうございました。 |