節分の昨日、太巻き寿司を食べました。娘が大阪の百貨店で買ってきたものです。

節分に 恵方を向いて 黙って「太巻き寿司の丸かぶり」をするのは、僕が物心ついたころには既にあった 大阪の習慣で、近年全国に広がった「恵方巻き」の流行に乗ったわけではありません。

その恵方巻きですが、年々豪華に見せるようになってきています。具の量が多くなり、生の鮪や牛肉など、従来の巻き寿司にはなかったものを巻いたり、韓国のキンパ巻きのようなものまで売られています。（僕が子供のころに食べたのは、高野豆腐、かんぴょう、厚焼き、三つ葉などを巻いた「普通の」巻き寿司でした。）

具が多くなったせいで極太になり、「丸かぶり」できないものも多くなりました。

値段も、１本1,000円くらいのものはザラで、2,000円や3,000円、中には5,000円以上のものまであります。

時代が変わった と言えばそれまでですが、どうかと思う風潮です。

昨日の献立は、太巻き寿司のほかに「鶏の照り焼き」と「蒸しキャベツの胡麻和え」の二品に味噌汁でした。