二人目の孫が生まれた訳ではありません。 保護マニアの長男が救出したネコの赤ちゃんの話し。 1週間程前に、派出所隣の駐車場で、小さなネコの鳴き声が聞こえます。 迷子ネコのヘルプに長男はいてもたってもいられずに、声の在処を探したところ、駐車中のクルマのエンジンルームの中。 社員総出で救出作戦を繰り広げましたが、助けようにも方法がなく所有者に注意のメモを残してその日は終わりました。 翌日、タイヤハウスまで出てきた子猫。車の所有者の人はとても良い方で、一緒に救助を手伝ってくれて、丸一日で無事に保護に成功しました。 さてさて、その後子猫の里親捜しをしてみましたが、残念ながら手を挙げてくれる人はなく。保護シェルターからもお断りの返事があって、自動的に「ウチのネコ」となりました。 最初はすごく警戒心が強く「シャー!フゥー!!」と威嚇するばかりでしたので、名前を「ふぅちゃん」にして、家族に加えることとしました。 このニュースを知った方々から、「ネコの砂」「ネコの餌」「ネコのケージ」など、かずかずのネコちゃんグッズを持ち寄って頂いて感謝感謝。 まるちゃん、あいちゃんも、とても好意的に興味を持ってくれたようで平和な日々がスタートしたところでした。 ところが今朝、まるちゃんとふぅちゃんと三人で出社し、まるちゃんを近くの公園でおしっこさせている間に、ロックしたひょこむカーの中にいたふぅちゃんが忽然と消えてしまいました。 メチャあかんやん!! 狭い車内をいくら探してもわかりません。 外に出られたとも考えられず、途方に暮れていると、録音されたネコの声に微かな反応が。 運転席前のコンソールパネルの中に潜んでいるようでした。 呼んでも応えない時間が経過し、真夏日予報もあることから、知り合いの自動車屋さんに電話。 お休みにもかかわらず、板金の職人さんと二人で駆けつけてくれました。 さすがはプロの技です。 手早くインパネを外すと、センターの計器の奥のスペースに、見事すっぽりと吸い込まれていました。 長男が手を入れて引き出すと、無抵抗のまま抱かれたところを見ると、ふぅちゃん自身も相当困っていたのかも知れません。 たくさんのみなさんのご厚意に包まれて、これから家族の絆を作っていきたいと思います。 |