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2008年01月18日(金) 
本年度から総務省では、地域間格差の是正等が喫緊の課題となっている現状を踏まえ、ICTを地域の課題解決に活用する取組に対して、知見・ノウハウ面の支援を強化することにより、一次産業・地場産業の振興、安心・安全な社会の構築など、地域の自立・活性化に向けたICTの利活用による成功モデルの構築を推進しています。そして総務省から「地域情報化アドバイザー」を派遣し、支援地域の情報化を「基盤」「利活用」「人材」の3つの側面から総合的にサポートすることとなりました。
http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/071106_2.html

当初アドバイザーを委嘱された地域情報化に関する研究者・実践者等の専門家はリーダーの国領二郎慶応大学総合政策学部教授を含めて27名。この度、チームの発足式と増田寛也総務大臣との意見交換会が、1月22日(火)総務省省議室で開催されることとなり、上京することとなりました。
http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/pdf/071106_2_bs3.pdf

もとは「学校の情報化」というジャンルで指名がきたのですが、該当テーマの「ネットデイ」においては日本の様々な社会要素が全国的な展開拡大を阻むハードルとなって存在しており、こちらから「ネットデイ2.0」として推進している「地域SNS構築・運営によるコミュニティの活性化」というテーマを提示し、そのまま了承してもらいました。メンバーの中で地域SNSに関する人材はこたつひとりだけなんで、いわば「総務省認定地域SNS(の怪しい)専門家第一号」ということになりますな(笑)。

増田大臣との意見交換でなにをしゃべろうかと考えています。いいネタを思いつかれた方は、ご教示の程よろしくお願いします..(^^)

閲覧数3,376 カテゴリ日記 コメント18 投稿日時2008/01/18 13:44
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コメント(18)
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  • 2008/01/18 19:44
    私もヒデさんと同意見です。
    掛川市もIT基礎講習を年間30カ所で出前講座として行っています。また、ITリーダー養成講座も行っています。でもこのリーダーの活動拠点もないし、困った人が気軽に聞きに行ける場所もありません。田舎のデジタルデバイド解消策を是非お願いしたいです。
    次項有
  • 2008/01/18 23:40
    適切な情報化の推進が浮かびます。
    出会い系が規制されるということになりそうですが、全く同感です。携帯電話がますます情報ツールとしての重要性が増す可能性が高いことを考えれば、一定の規制は必要だと思います。
    個人的には、規制は嫌いですが、青少年の健全育成の点からは、フィルタリングなども踏まえ、どんどんやっていいように思います。

    ただ、総務省の動きを見ていますと、ちょっと視点が違うように感じるところもあります。
    例えば、公的個人認証カードについてですが、来年度から3年間の限定で、無料で発行する自治体には、1件あたり500円加算すると発表しています。本当はこんなことをするよりも、使いやすさや利便性を向上させ、市民がすすんで発行させるようにすることのほうが必要だと思います。「ばらまき」の体質が変わっていないのか、そんな感じさえ受けます。むしろ、E-TAXで、税務申告の関係でカードの発行が増えることが健全に思います。
    例えば、「公的個人認証」というぐらいですから、パスポートの発行などと連携、連動させるとか、カードを持つことによるメリットをたくさんつくることのほうが大事だと思います。
    このことは、今日の官庁速報で知ったので、午前中ちょっと考えました。
    次項有
  • 2008/01/18 23:43
    増田大臣にどの程度レクされているかわかりませんが、総務省『コミュニティ研究会』中間報告に盛り込まれた「地域SNSの活用!」が今後ちゃんと生かされるのかどうか伺ってみてはいかがでしょうか。
    次項有
  • 2008/01/19 07:58
    しもた、えらい呼びかけしてもた..反省(笑)
    こたつだけで1時間はとってもらわんとあきませんな~..(^^;
    ヒデさん、エコキッズさんのレスに私見ですがちょっとコメントを。

    確かに、政府が展開する政策には「バラマキ」や「場あたり」と感じられるものも少なくありません。「IT教室」もその一例かと思いますが、地域によっては葛飾区のユニコム葛飾など、高齢者向け講座が母体となって育っているNPOは枚挙にいとまがありません。批判するつもりはありませんが、地域での運用に課題があったところが多かったように思います。

    その後の展開ですが、「金太郎飴」にならざるを得ない政策立案の中で、個々独自の道を歩み始めた地域に適応した内容を提示するのは、非常に難しいことではないかと政府にはちょっと同情します。その中で「IT新改革戦略 重点計画-2006」の中に、『学校CIO』という提示があるのはご存知かと思います。
    ----------------
    (2)情報システム担当外部専門家(学校CIO)等のサポート体制の在り方の検討(文部科学省)
     教育現場におけるIT化のサポートを強化するため、2006年度中に、学校における情報システム責任者の実態と学校CIOの在り方等について調査検討を行う。
    http://www.eeaj.jp/public/doc/main_01_now_ITseisaku…P2006.html
    -------------------

    地方交付税で、この施策が組み込まれているなら、自治体で積極的に運用を検討すると良いのではないでしょうか。おそらくお二人が指摘されている地域のIT人材の活用と開かれた学校づくりと学社融合のコミュニティという総合的効果の要になる施策になると思います。たとえばこのように、自治体の裁量で実施可能な支援策があるのなら、住民との参画と協働をベースとして、いろいろと組み合わせて実施を検討してみられてはいかがでしょうか?

    たぶんそこで活躍するのが、クローズで小さな地域SNSの存在と連携。現在、研究・検討中です。
    次項有
  • 2008/01/19 11:02
    とりあえず原稿を書いてみました..(^^)

    ●プロローグ
    兵庫県立大学大学院環境人間学研究科の和崎宏です。というより、インターネットの世界では「こたつねこ」というニックネームの方が遙かに有名です。1980年代半ばのパソコン通信の時代から、情報化による地域活性化に取り組んでいます。

    ●ネットデイ
    地域情報化アドバイザーに選んで頂いたのは、先生・保護者・地域住民そして子ども達までが協力して、学校のすべての教室でネットワークが使えるように配線工事をする「ネットデイ」という市民イベントを全国モデルにしたことが認めて頂いたからです。これによって、平成16年度地域づくり総務大臣表彰や日経地域情報化大賞を受賞させて頂きました。
    1997年に兵庫県で始めたネットデイは、数百人から千人に及ぶ地域の大イベントに成長し、「開かれた学校づくり」の先駆的事例として、千葉や神奈川を始めとする各地に拡大していきましたが、学校現場や教育委員会に阻まれて官民協働で実施するには大きな障壁がありました。

    ●ネットデイから地域SNSへ
    ネットデイはもともと配線工事が主たる目的ではなく、地域と学校の人の絆を再興することを目指しています。ネットデイではなかなか実現できなかったこの目的を創り上げてくれるのが「地域SNS」というツールです。
    総務省でも2005年から実証実験を開始されている地域SNSは、信頼と愛着といういかにも日本人らしい思想を基盤に、住民参画や協働社会の実現に非常に有効なツールであると実感しています。兵庫県では2006年9月より「ひょこむ」というサイトを運営しており、現在では会員数3400人を超える招待制では日本最大の地域SNSに育ち、地域活動や行政と住民の連携など多岐にわたる効果をもたらしています。大臣の地元盛岡でも、昨年末から実証実験が始まりました。

    ●全国フォーラム
    昨年8月には、総務省の支援を頂き兵庫県において始めての地域SNS全国フォーラムを開催しましたが、内外から予想の倍以上の550名の参加者が集い、有意義な議論が展開され、その後はつながりが継続発展しています。2月28-29日には、首都圏の地域SNS関係者が協力して、第2回の全国フォーラムを横浜で実施する予定になっています。

    ●今後は..
    地方自治情報センターの事業として実施されている「地域SNS間連携システム」は、既に10以上のSNSサイトが実験に参画し、これまでタコツボ化していたさまざまなリソースを「人がつなぐ」きっかけになりつつあります。総務省の『コミュニティ研究会』中間報告に盛り込まれた「地域SNSの活用」が今後もしっかりと地域に政策にちゃんと生かされるよう、我々も頑張りますのでよろしくお願い致します。
    (了)
    次項有
  • 2008/01/19 18:58
    yasuさん
    凄いメンバーですね。感動!!
    また色々と地域SNS教えてくださいね。
    次項有
  • 2008/01/19 19:10
    >総務省の『コミュニティ研究会』中間報告に盛り込まれた「地域SNSの活用」が今後もしっかりと地域に政策にちゃんと生かされるよう、我々も頑張りますのでよろしくお願い致します。

    心強いですね♪

    岩手県知事だった増田大臣の地元盛岡の地域SNSも盛り上がっているようですし^^)
    次項有
  • 2008/01/20 08:43
    hopeさん
    盛岡のSNSに参加してもらったらどうでしょうね!。「ご関心があれば大臣にも招待状をお送りしますよ!」とか。
    「秘書のかたでもいいから、体験してみてください」と、畳み掛ける、とか。
    ほんとにそうなったら、ニュースだなあ・・・。

    あと、やっぱり「地域SNSがツール」ということ自体の意味がわからない人がいるので、時間はないと思いますが、リアルとの連動例や結構IT初心者もはまってる、ということも言えたらいいですね。
    次項有
  • 2008/01/20 08:46
    「盛岡SNSにご参加を!」というのは入れてみましょう。現状でもダイエットが必要なようなので、地域SNSの説明はちと難しい。ネットデイはバッサリ切ります。
    次項有
  • 2008/01/20 13:45
    のあさん
    ちよっピーが事実上立ち枯れ状態なので
    あまり大きなことは言えないですが・・・

    「都市と地方との共生」を築くツールとしての
    「地域SNS間連携の可能性」はいかがでしょうか。

    都市の地域SNSには
    年代層の状況や日記などを概観してみると
    マーケティング的な言葉でいうところの
    「LOHAS」との親和性がある人が多いと
    見受けられるような気がします。
    (バックデータがないので弱いですが)

    そのような都市の人たちと
    地方の生産者が繋がり、
    地方の多様な産業を振興するツールとして
    の可能性。

    また、癒しや健康を求めるに都市の人々に
    グリーンツーリズムや二地域居住などの
    情報や人のネットワークをもたらす可能性。

    さらに、これら平常時のつながりを
    非常時にも活かす
    震災疎開パッケージのような連携の可能性。
    http://www.shoutengai-sinsai.com/

    都市と地方が財政面のお金をめぐる対立の関係ではなく
    江戸時代の参勤交代が多様な地方文化を攪拌し、
    庶民文化の金字塔である江戸文化を築いたように、
    地域SNS間連携がバーチャルな「江戸」になり、
    ダイナミックにリアルな連携・交流を創出して
    新たな文化を創造する可能性。

    ナショナルスタンダードを築くのではなく、
    それぞれの個性を活かしながら
    新たな価値を生み出していくという意味で、
    ベンチマーク的な競争に終始してきた
    ここ数年の改革路線を
    さらにレベルアップすることになるのではないでしょうか。

    なんか、訳が分からないコメントになりました。
    それから、美人の金山先生によろしく♪

    ところで、1月22日夜神田でまじしゃんさんたちと新年会なのですが、こたつねこさん、帰姫のお時間は?

    ご都合いかがでしょうか?
    次項有
  • 2008/02/15 20:08
    矢羽田春男さん
    未普及地域14%の九州の大分県日田市大山町(旧大山町)です。難視聴区域で農村型CATVでカバーしていましたが、11年からのデジタルでは、CATVということになりますが、毎月2千円以上の使用料が必要になり、恒常的な支出が必要となり、益々格差が大きくなります。どの地域でも自前のアンテナでテレビが見られるシステムづくりをお願いしたいのですが。
    次項有
  • 2008/02/15 20:16
    矢羽田さん、確かにCATVで整備する地域も少なくありませんが、総務省が当初の方針を緩和して、デジタル中継局に対する補助率を大幅に強化したことが、CATVで整備しない地域を増やしているというお話しを地元で聞きました。
    ひょっとして自治体が、「地デジ->CATV」と考えているのかも。それぞれで確認された方がいいのかも知れませんね。
    わたしは放送は専門外ですので、ピント外れの回答をしているかもしれませんので、よろしくお願いします。
    次項有
  • 2008/02/24 19:57
    矢羽田春男さん
    総務省がアナログからデジタルへシステムを変えた以上は、全て平等に恩恵を与えることが原則ではないでしょうか。自治体ではなく、NHKや民放がサテライトを設置するシステムづくりを優先すべきでは、都会と同様に自前のアンテナで享受する補助体制を整備して欲しい。
    次項有
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