いやあ、うらやましいです。
私はもう何年もクラッシックコンサートに行ってないですなあ。
実は私は、龍野青年会議所に在籍しておりました時に、「西播磨交響楽団」の立ち上げをサポートしたことがあるのです。
これは素人ばかりの集団ですが、龍野で「童謡作詞作曲コンクール」の事業の、これまた立ち上げに関わっていたときに、山本直純先生(もう亡くなられましたね)と恵比寿で酒を(もちろんエビスビール。電車を改装したレストランでした)飲んでいると(「平成元年の序曲」の発表会前日でした)、ふいに先生が、
「ヨーロッパには地方都市でも市民レベルで、交響楽団があるんだよ」
という話をしてくださったのでした。
私はその時、よし何とかしてみよう、と無謀にも思ってしまい、ついに事業の企画を提案したのでした。
ところがなかなか人頼みでは進展しなくて、業を煮やして、私が理事長のとき(それがやりたくて受けたようなものですが。1996年でした。いいでしょう?音符のように見えませんか?)に、強引に、デビューコンサート、第一回定期演奏会をやってしまったというわけです。
やれば出来るじゃないか、ということですが、今でも健在で定期演奏会をやっています。
今や私は会費を納めているだけですが、財政状態はやはり厳しくて、立ち上げの頃は、いわゆるメセナに期待していたのでしたが、バブル崩壊とともに、甘い期待は消えました。
そのことを突かれると、とても申し訳ない気分になりますです、はい。
でも団員さん達はよく頑張っているようです。あのころからは、だいぶメンバーも入れ替わっているでしょうけど、演奏するのが三度の飯より好きという人達の情熱ですね、存続のエネルギーは。
それにしても、演奏家の人達というのは、たとえプロであったとしても、一部の演奏者を除けば、なかなか食べていくのが大変みたいですね。
・・・すみません。なんか脱線してしまいました。どうも。
妙なところに話が反れてしまいました。
でも、天才であり神様のようなモーツァルトですら、大変な生活苦があったというのですから、芸術の世界は恐ろしい。
コンサートには出かけられなくとも、家でたっぷりCD聞いている私は幸せです。
という結論、で締めましょう。
どーも、長々と失礼しました。