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2008年02月22日(金) 

蕗が店頭を飾る季節になりました。この季節に必ずつくるのが「蕗と生節の炊き合わせ」です。


生節(関東では「なまりぶし」と言うらしい)は鰹の身を蒸したもので、これを乾燥させると鰹節になります。形は鰹節そのものですが、銀色の皮はそのまま残してあります。

昨日買った生節は、焼津港で水揚げされた鰹を現地で加工したものですが、真空パックにしてありました。1本380円と手ごろな値段でしたが、生臭みは全くなく、味は抜群でした。


さて「炊き合わせ」ですが、昆布と鰹の出汁に酒、醤油、味醂で味をつけ、2cmほどに切った生節と5cmほどに切った蕗(茹でたもの)、そして今日は豆腐が残っていたので「お焼き」にして入れ、中火で15分ほど煮ました。大阪風惣菜の出来上がりです。

 

蕗と生節の炊き合わせ


これに、今日は蕗の葉を使った一品を添えました。僕は蕗を買うときは必ずきれいな葉のついたものを買います。どちらかと言えば、蕗は茎より葉の方を食べたいからです。香りが高くて、フキノトウのような苦味がないから、惣菜には適していると思います。

この葉を茹でて細かく刻み、ちりめんじゃこと一緒に鰹出汁で甘辛く煮しめました。春の香りいっぱいの箸休めです。酒のアテにもいいですよ。


蕗とちりめんじゃこの甘辛煮


閲覧数3,780 カテゴリお父さんの料理 コメント6 投稿日時2008/02/22 08:40
公開範囲外部公開
コメント(6)
時系列表示返信表示日付順
  • 2008/02/22 13:51
    んばさん
    蕗はよく炊きますが生節で炊いたことはないですね・・
    大阪風惣菜ですか、おいしそうですね
    次項有
  • 2008/02/22 18:40
    鉛筆jamjamさん
    >大阪風惣菜ですか、おいしそうですね

    僕が勝手に名づけただけですが、ゴテゴテしたところはとても京風とは言えませんからね。(笑)
    味も濃いめにしています。これも京風ではありません。
    でもほんとに美味しいですよ。(自画自賛の巻)
    次項有
  • 2008/02/23 23:42
    生節だけの煮物は京都出身の母親が作ってくれたことがあります。
    子供の頃は、パサついた感じがして苦手でしたが最近は和風惣菜が口に合うようになりました。
    「菜の花のからし酢味噌」が食べたーい
    次項有
  • 2008/02/24 06:58
    鉛筆jamjamさん
    四児の父さん、お母様が京都出身だとすると、その生節は鰹ではなくて、「とんぼ節」と呼ばれるびん長マグロの生節だったかも知れません。京都ではこちらの方が好まれるようです。
    鰹よりあっさりしていますが、その代わり身はパサパサしています。
    次項有
  • 2008/02/24 20:45
    jamjamさん
    さすがです!!
    「とんぼ節」だそうです。
    てっきり「かつお節」の半ナマだと思っていました(^_^;)
    次項有
  • 2008/02/24 21:09
    鉛筆jamjamさん
    四児の父さん、大阪人はややコッテリめが好きですから、鰹の方が売れるようですね。
    次項有
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