スライムづくり楽しむ 上峰
形を自由自在に変え、太陽の光を浴びると変色する「忍者バルーンスライム」を作るイベントが26日、上峰町民センターで開かれた。上峰小の児童約90人が、透明で、プルッとした肌触りのスライムづくりを通して〝不思議科学〟を学んだ。
イベントは同町民生委員児童委員(大坪真衛会長)が、子どもたちに夏休みの思い出をつくってもらおうと企画。のりメーカーのダイヤ糊工業工場長の古庄幸弘さんが作り方を指導した。
子どもたちは5人1組に分かれて挑戦。のりとホウ砂飽和液などを混ぜ合わせて、液体がゼリー状になると大喜び。広げて遊んだり、息を吹き込み風船にして楽しんだ。
スライムには紫外線が当たると濃い紫色に発色する「忍者絵の具」を混入。外に出てすぐ色が変わると、一様に驚いた表情を浮かべた。3年生の石橋諒哉君は「すごい速さで色が変わって不思議。びっくりの連続だった」と話した。
【写真】自由自在に広がるスライムで遊ぶ子どもたち=上峰町民センター