天然の鮎は美味しいですね。
亡くなった父がよく千種川で取って来てました。
そんなときはどんなに遅く帰ってきても有無を言わさず鮎パーティーが始まったもんです。
正月に、和歌山の人から子持ち鮎を冷凍にしたものを6匹いただきました。たぶん去年の秋に日高川で獲れたものと思われます。体長17~18センチの手ごろな大きさで、お腹がパンパンに膨れた臨月の雌鮎です。 先日は甘露煮に、今日は塩焼きにしましたが、やっぱり天然鮎は美味しい。皮下脂肪でぼてぼてになった養殖ものとは比較になりません。お腹の中は全部が卵と言ってもよいほどに詰まっています。子持ち鮎は身よりも卵を食べるものなんでしょう。栄養分はすべて卵に充てられているようです。しかし身もよく締まっていて美味しい。 鮎を料理するのは初めてで、今日の塩焼きは串を打つのに苦労しました。たで酢がないのでスダチを絞って二杯酢でいただきました。先日つくった甘露煮も、よく分からないので生姜と一緒に煮ましたが、これは要らなかったかもしれません。料理というのはこうして覚えてゆくもんなんですね。 でも美味しかった。 |