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2008年11月22日(土) 
 ソーシャルネットワークができあがるのは、ネットワークを構成する人々が共通の物理的・心理的・社会的目標を達成するために互いを必要とするからである。持続可能なソーシャルネットワークには、共通して相互扶助と全般的な互恵主義が穏やかに成立している。また、ネットワークへの参加は、それが自己の目標のための手段だけではなく、ある程度、参加自体が目的となっている。中には、自分自身が前進するためにネットワークの人脈を露骨かつ執拗に利用しつづけて、最終的にネットワークから拒絶されてしまう人も少なくない。彼らは「人を利用し」「ナンバーワンになる」ことを基本として、他人に対して(単なる踏み台としての関心以外には)偽りのものあるか、そもそも関心はない。互恵主義の意識が欠如しているのである。

 メンバーのネットワークへの参加動機が、ネットワークから得られる価値だけではない比率が高ければ高いほどネットワークの価値と堅牢さが高まってくるという逆説的関係が成立する。ソーシャルネットワークの中でいきいきと活躍する「スーパーネットワーカー」が豊かな人脈を持ち、高い実践力を維持・成長させているのは、彼らが他者との関係を愛している(大切にしている)からである。社交的な人間である彼らには、人のつながりそのものがメリットである。これは、互恵主義意識に欠ける人たちにきにわかに理解できない動機づけであるが、スーパーネットワーカーはネットワークの中心人物として互いに知り合いではない多くの人たちを結びつけるハブ(コネクタ)としての役割と他者の成功に達成感や充実感を感じ続けている。

(参考文献)
ドン・コーエン+ローレンス・プルサック(2003)『人と人の「つながり」に投資する企業』,ダイヤモンド社

閲覧数2,619 カテゴリロンブン コメント2 投稿日時2008/11/22 07:54
公開範囲外部公開
コメント(2)
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  • 2008/11/24 18:14
    のあさん
    ネットワークから得られる価値は参加のインセンティブになることは疑いないところだと思います。

    丁寧に読めば
    >互いに知り合いではない多くの人たちを結びつけるハブ
    の機能とのバランスが大事と理解できるのですが、

    前者のインセンティブをかなり否定的に捉えている印象がしてなりません。
    次項有
  • 2008/11/24 18:46
    のあさん、素晴らしい論点の指摘を頂き、大変ありがとうございます。
    ネットワークを維持発展させて行くためには「イトコの関係が大切」だと、桐生の塩崎さんが言っておられます。
    イ-インセンティブ(利益)
    ト-トラスト(信頼)
    コ-コネクター

    この「信頼」の形成がインセンティブの捉え方によって大きく変わってくるように思います。いわば与えられるインセンティブに社会性が低いと、ネットワーク全体が互恵性と相互扶助的信頼関係を育むことが難しくなる。ある程度参加を制限しながら小さな規模で社会性を意識したサイト運営を行うことにより、よりソーシャル・キャピタル性の高いネットワークは創りやすい。これらをゆるやかに連携させることによって、スモールモデルの欠陥である「タコツボ化」を排し、多様性を確保するという組み上げ方をイメージしています。

    つまり、多様なネットワーク母体がそれぞれのポリシーを明確にしながら地域に存在することによって、住民は自分たちのニーズや趣旨に応じて自己実現が可能な環境を、気軽だけど真剣にデザインできるのではないかという考え方なんです。
    次項有
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