女性タンゴユニットの皆さん男前の力強い演奏ですね。
男性も頑張らねばいけませんね。
先週の神戸は女性タンゴ楽団の週でした。女性ばかりのタンゴ 楽団はそんなに珍しいわけではなく、ブエノス・アイレスでは 1920年ころ既に女性バンドネオニスタのパキータ嬢が率い る楽団が活躍してました。余談ですがオズバルド・プグリエー セはデビュー当初少しの間この楽団に加わり年上のパキータに 淡い恋心を抱いたと伝えられます。 日本においては、関西で十年ほど前にエル・ビエントというト リオが活動してました。 Tango Berretinが6日(木)、Arco Irisが翌7日(金)と 立て続けでしたが、カブキはもちろん両日とも行ってきました。 かってはピアソラ作曲の作品が結構多かったのですが、最近は アルゼンチンタンゴの旧いのやヨーロッパあるいは日本生まれ の曲も取り上げられて若い人から年配まで幅広い年齢層が一緒 に聴いて楽しむ光景がよく見られます。 今回両グループが共に取り上げた曲は、アルゼンチンタンゴの 代表曲"La cumparsita"とヨーロッパタンゴの名曲"碧空”そし てミロンガ"Meta fierro"でした。ではこのミロンガを添付で 聴いてください。編成はカルテート(タンゴ・ベレティン)と セステート(アルコ・イリス)ですがアレンジはほぼ同じです。 題のMetaとはゴールのことでfierroとはルンファルド(ブエ ノス・アイレスのスラング)で自動車あるいはアクセルを意味 します。 ”ガンガン飛ばしてゴールに突っ込め”みたいな軽快で力強い 感じがする曲です。 |