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2009年08月10日(月) 
先週の神戸は女性タンゴ楽団の週でした。女性ばかりのタンゴ
楽団はそんなに珍しいわけではなく、ブエノス・アイレスでは
1920年ころ既に女性バンドネオニスタのパキータ嬢が率い
る楽団が活躍してました。余談ですがオズバルド・プグリエー
セはデビュー当初少しの間この楽団に加わり年上のパキータに
淡い恋心を抱いたと伝えられます。
日本においては、関西で十年ほど前にエル・ビエントというト
リオが活動してました。
Tango Berretinが6日(木)、Arco Irisが翌7日(金)と
立て続けでしたが、カブキはもちろん両日とも行ってきました。
かってはピアソラ作曲の作品が結構多かったのですが、最近は
アルゼンチンタンゴの旧いのやヨーロッパあるいは日本生まれ
の曲も取り上げられて若い人から年配まで幅広い年齢層が一緒
に聴いて楽しむ光景がよく見られます。
今回両グループが共に取り上げた曲は、アルゼンチンタンゴの
代表曲"La cumparsita"とヨーロッパタンゴの名曲"碧空”そし
てミロンガ"Meta fierro"でした。ではこのミロンガを添付で
聴いてください。編成はカルテート(タンゴ・ベレティン)と
セステート(アルコ・イリス)ですがアレンジはほぼ同じです。
題のMetaとはゴールのことでfierroとはルンファルド(ブエ
ノス・アイレスのスラング)で自動車あるいはアクセルを意味
します。
”ガンガン飛ばしてゴールに突っ込め”みたいな軽快で力強い
感じがする曲です。

閲覧数1,750 カテゴリタンゴ徒然 コメント5 投稿日時2009/08/10 16:04
公開範囲外部公開
コメント(5)
時系列表示返信表示日付順
  • 2009/08/12 15:42
    tococinoさん
    女性タンゴユニットの皆さん男前の力強い演奏ですね。
    男性も頑張らねばいけませんね。
    次項有
  • 2009/08/12 20:12
    > tococinoさん
     皆さんホントに頑張ってますね。好い演奏が聴ける機会が増えて嬉しいかぎりです。
    次項有
  • 2009/08/15 19:36
     昔からのタンゴ・ファン自称”タンキチさん”から今日手紙をいただきそこでこのブログ記事に触れて指摘され思い出したのですが、ミロンガMeta fierroはオルケスタ・ティピカ東京のテーマ曲だったと先日のアストロリコ公演でも紹介され演奏されていました。旧い名曲が新しいアーティストによって呼び戻され演奏されるのはタンゴ史上では良く見られる現象で、次の大きな飛躍への前兆であった場合も少なからずでした。ですからこれは回帰とか復古とかだけでは片づけられない重要な事象なのです。
    それにしても全国に”タンキチ”と称するひとは多いですね。今回は神戸のタンキチさんでした。
    次項有
  • 2009/11/01 00:07
    El Bohemioさん
    > tococinoさん
    最近の日本のタンゴ演奏家の活躍は目覚しいですね。
    ここ南米コロンビアでもFM放送で紹介去れます。ティピカ東京は古くから有名で、アストロリコ、バンドネオン小松、歌手佐伯アナ嬢、綾香さんなど番組に登場しました。
    次項有
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