新型インフルエンザに感染した沖縄県に住む50代の男性が、15日朝早く、入院先の病院で死亡しました。 厚生労働省によりますと、国内で新型インフルエンザの患者が死亡したのは初めてです。 沖縄県によりますと、死亡したのは沖縄県に住む50代の男性で、これまでに心筋こうそくを起こしたことがあり、現在は慢性腎不全で人工透析を受けていたということです。 男性は今月9日にのどの痛みやせきが出て、12日には39度の発熱に加え悪寒やおう吐の症状を訴え、14日には意識不明になって、15日午前7時前、入院先の病院で死亡したということです。 患者から採取した検体を詳しく調べたところ、15日午後、新型インフルエンザに感染していることが確認されたということです。 沖縄県は、この男性が心臓病や慢性腎不全を起こしていたうえに、新型インフルエンザに感染したことで死亡したとみています。 男性に海外への渡航歴はなく、周囲にインフルエンザの症状を訴える人はいないということです。 厚生労働省によりますと、国内で新型インフルエンザの患者が死亡したのは初めてです。 厚生労働省は午後6時半から記者会見し、男性が死亡した詳しい経緯や重症になりやすい患者への注意を呼びかけることにしています。 (8月15日 17時35分更新) 注)アンダーラインは私がつけました。 私見:亡くなる前3日間、タミフルを服薬していたようです。ハイリスク者の一人だったと言えるト思います。 |