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少し前に「Googleマップの「マイマップ」問題とOpenSNPの公開制限機能」というブログを書きましたが、地元の中学校で懸念された被害事例があったことが報道されていました。 http://hyocom.jp/blog/blog.php?key=66400 「生徒宅の位置公開-ネット地図に1年半・姫路の中学」 姫路市教委は14日、インターネット検索最大手グーグルの無料地図サービス「グーグルマップ」で、市立中学の元3年生31人の自宅の位置などの情報が約1年半公開されていたと発表した。中学校は今後、元生徒らの家庭を訪問して謝罪する。 市教委によると、公開されていたのは今春卒業した31人の自宅の位置のほか … [続きを読む] |
社会において個人個人の最適な選択が全体として最適な選択とはならない状況からくるパラドックスを「社会的ジレンマ」と呼び、その有名な比喩のひとつに「共有地の悲劇」があります。 共有地である牧草地に複数の農民が牛を放牧する場合、農民は利益の最大化を求めてより多くの牛を放牧するのが普通です。牧草地が共有地ではなく自身の所有なら、牛が牧草を食べ尽くさないように数を調整するでしょうが、共有地では、「自分が牛を増やさないと他の農民が牛を増やしてしまい、自分の取り分が減ってしまう」と考えて、牛が無尽蔵に増え続ける結果となり、資源である牧草地は … [続きを読む] |
mixiや2ちゃんねんのような巨大なサイトになると、何十台(何百台かも)ものサーバがうなりを上げて、ユーザリクエストを必死に処理しているのだ..と聞いています。ひとつのサーバではとても捌ききれないボリュームのリクエストを、複数の作業を分散最適化することによってユーザのストレスを軽減したり、アクセス集中によるサーバダウンを防いでいるというわけです。 このとてつもなく多量で多様な通信を、あちこちへと交通整理する役割を担うのがロードバランサー(負荷分散装置)というサーバ。外部ネットワークからの要求を一元的に管理し、同等の機能を持つ複数のサーバに要 … [続きを読む] |
昨年11月に、松江・佐用と一緒に「だんご三兄弟」として立ち上がった岩手県盛岡市の「モリオネット」。誕生1周年を迎えて初めての大規模オフ会を企画、11月9日(日)、盛岡城趾内にある櫻山神社でおごそかに..いやいや大盛り上がりで、大成功のうちに開催されました。 当初から「100人オフ」と名付けて、ボランティアによる実行委員会を設置し、こつこつと2ヶ月あまり準備。岩手大学の学生さんたちのほどよい支援もあり、スモークさんが料理とビール、ちぃたんさんの司会進行などなど、メンバー諸氏ひとりひとりがプロの腕前を存分に発揮されて、自発と自律が実感できる素晴らし … [続きを読む] |
「Googleマップ」にユーザーが目印や線を書き込むことができる「マイマップ」機能において、利用者が自分の顧客などの個人情報を無断で記載して一般に公開しているケースがあり、グーグルではこうした利用をしないよう注意を呼びかけている。 Googleマップのマイマップ機能は、利用者がGoogleマップ上に目印やコメント、線、図形などを追加できる機能。マイマップは、作成時の標準設定では一般に公開されるようになっており(ここが問題)、利用者が顧客のリストなどをマイマップに登録してしまって、誰にでも検索可能となっているケースが多数あり、個人情報漏洩に関するトラ … [続きを読む] |
2003年11月から毎年1回、全国各地の地域情報化の現場を舞台として顕彰を続けてきた「日経地域情報化大賞」。2008年は東京大手町の日経ホールで、6回目の表彰式と記念シンポジウムが11月7日に開催されました。 http://www.nikkei.co.jp/riaward/index.html 全国紙の新聞社、それも「経済」が専門の日経新聞が、お金儲けにはいちばん縁のなさそうな地域情報化の実践事例を各地から集め、わが国の情報政策の基盤を担う有識者によって選考・表彰するこの試みは、日本の未来を背負う多くの実践者を輩出してきました。地域情報化を志す人々にとって日経地域情報化大賞は、憧れのアワードであり実践 … [続きを読む] |
いよいよ本日午後、日経ホールで授賞式が開催されます。OpenSNPの仲間達も全国から会場に馳せ参じてくれることになっています。受賞者を代表して挨拶をすることになっているのですが、なかなかいいスピーチが思い浮かばず当日を迎えました。 噂によると、創設以来7年間続いた現在のスキームも今年で最後になるかも知れないとのこと。自分の地域情報化の思いをこの素晴らしいアワードに重ねて、一発頑張ってきます。あらすじ、こんな感じでどうでしょうか? --------------- ヒット曲にめぐまれず、売れずに苦労していた50歳の演歌歌手が、突然レコード大賞に選ばれたような気 … [続きを読む] |
コミュニティにおいて、ルールを破っても強権発動する権力者がいない場合は、問題を起こす人がいても頭からいけないとは言えない。みながルールを守っているときに、ひとりルール破りをする者が出てくると、その人だけが得をしたり、優位になったりする。これが経済学でいう「フリーライダー」である。 一端フリーライダーがでると、自分だけがルールを守っていても無駄に思えてきて、ルールの抑止効果が低下する。そしてコミュニティ全体が荒れるという「共有地の悲劇」が発生する。 フリーライダーに対しては、共有しているルールを思い出してもらって自発的な解決を目 … [続きを読む] |
次の総選挙で国民は、日本社会のビジョンとして二つのシナリオのどちらを選ぶかの大きな選択を迫られていると言われている。 一つはネオリベラリズム(新自由主義)型改革路線で、別名アメリカ化と呼ばれ、これまで日本はこの方向に向けて経済大国の道を突っ走って来た。もう一つは市場万能主義の限界を組み込んだヨーロッパ型の社会民主主義路線。市場経済を誰も否定することはできないが、そのリスクを和らげるために再分配・社会連帯の原理を接ぎ木する方法である。 小泉政権以来、ネオリベラリズム型改革のツケや限界を国民はひしひしと感じている。しかし急にヨーロッ … [続きを読む] |
兵庫県の地域SNS「ひょこむ」の代表として、10月半ばに取材を受けていましたが、10月27日(水)の朝日新聞朝刊に折り込まれているミニコミ紙「あいあいAI」に、これでもか!というくらい気合いが入ったデカイ顔写真(顔はもともとでかいけど)とともに掲載されていました。 地域SNSの特徴から、ひょこむの説明、現状の成果と今後の展開などを、デカイ顔で制限された文字数の中でほんとうにしっかり分かりやすくまとめて頂いています。紙面の左側をマスクして、ご一読下さい。 |
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