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本日11月21日と同じ日に、タンゴ界では過去にどんなことがあったのでしょう。 年を追って以下に並べてみます。 ・一時は本物かと騒がれたウルグアイ人のガルデルが生まれた(1881年) ・若いころからタンゴやバルスも作曲していたビオリニスタにして指揮者カルロス・ アイマールが生まれた(1911年) ・自身の死後に詞がつけられ大流行した人気曲インスピラシオンの作曲家ペレグリ ーノ・パウロスが亡くなった(1921年)余談ですがこの人の生年も生地も今のところ 不明です。でも熱心な調査研究家が大勢居ますからいずれ分るでしょう。 … [続きを読む] |
昨日もお誕生日が該当するタンゲーロは居るのですが、ご紹介する好い作品が ネット上にないのです。Todotangoに掲載の11月19日生まれの歌手ふたりの うち片方のCarlos Mayelは本名をJosé Luis Anastacioと言いEl mayoral del tranvía(路面電車の運転士)などという面白い題で作曲もしていて手元には 音源もあるのですが、著作権たら煩いことがあるので掲載するわけにゆかず 困りました。今日11月20日生まれには、タンゴ初期の歌手で女優のLea Con ti(1883年生まれ)、1910年代、いわゆる黄金期にデビューしたギター奏者で バンドネオン奏者のRicardo Gonzalez(1885年生まれ)が居ま … [続きを読む] |
昨日はNTA(日本タンゴアカデミー)のイベント「関西リンコン・デ・タンゴ」が 開催され、私も参加しました。予定プログラムが終わったあとの番外編で、SP レコードをクレデンザという名機で聴く機会を設けていただきました。 盤は日本の有名なコレクターで海外にもその名を知られたSさんが持参下さっ たもので20枚近くあり、たっぷりと美しい音に浸ることができました。 そこで聴いたなかから私の大好きな歌を本日のタンゴにします。 ”ロサリオ(サンタフェ州)のクンパルシータ”とも称されるほどの名曲です。 「ドゥエロ・クリオージョ(クリオー … [続きを読む] |
踊るだけのタンゴを歌のタンゴにまで拡げた第一人者にパスクワル・コントゥルシが 挙げられます。彼は自由に放浪しつつ流行のタンゴに詞をつけ歌ってもいました。 ダンス用に生まれたタンゴですが当初から即興の歌が唄われました。しかし内容が 野卑であったり、書き留められて残されているのもわずかでした。1917年に なってガルデルによって初めて堂々とタンゴが唄われたのがコントゥルシが サムエル・カストリオータの作った「リタ(Lita)」という曲に詞をつけた 「ミ・ノーチェ・トゥリステ(Mi noche triste)」でした。ここからタンゴ ・カンシオン … [続きを読む] |
というより"ラ・カンシオン・デ・ブエノスアイレ(La canción de Buenos Aires)"と 言えばタンゴファンには馴染みがありますよね。今日のタンゴはこの歌です。 今日11月17日生まれの女性大歌手アスセナ・マイサニの自作自演でYoutubeから http://www.youtube.com/watch?v=0l3ygkky5M8 訳詩は「ゴタンの中庭」にありますので開いておいてください。 http://www.kitanoit.com/cgi/gotan.cgi?act=dsp&title=860 彼女には有名なアダ名がふたつありました。ひとつはアサバーチェ(黒琥珀)、 黒髪の彼女にカナロがつけたものです。41年につくられたカンドンベとは 関係ありません。もうひとつはラ・ニャタ・ガ … [続きを読む] |
タンゴカブキは今日から一週間ほどひょこむをお休みいたします。さて本題です が”コンチネンタル・タンゴ”と言い始めたのは日本人だったと言われてます。 そして最近はこの言い方が世界で通用しだしたということです。おそらくアルゼ ンチンから直接渡ってきたタンゴを聴いて、それまでのヨーロッパ製タンゴとあき らかに異なると感じてそれまで単にタンゴと言っていたものを”欧州大陸の”とい う形容詞をつけて、やっと出合った本物のタンゴとを区別しようとしたのでしょう。 ヨーロッパにタンゴを持ち込み植えつけた先駆者はブエノス・アイレス生まれの … [続きを読む] |
曲の正題が東京というのは40もあるのですか!私はひとつも知りません。 今日11月9日に生まれた歌い手をふたり見つけました。どちらもその頃 ブエノスアイレスの各地区で行われていた歌コンクールの優勝者ですが、 そのうちのひとりルベン・ジャネサという人はデビュー10年に満たないで 活動を止めてしまいました。もうひとりのロベルト・フローリオ(Roberto Flo rio)は受賞したときは素人でしたが、すぐにソリスタとしての活動を開始し カフェでの小さな仕事をアルベルト・マリーノから代わってもらうなど割合 順調なスタートを切りそのうちレコードへの吹 … [続きを読む] |
風邪ですかカセレスさん?声がよく聞こえませんでした。音響さんのせいじゃな いと思う、私は最前列で生音聴いてましたから。かなり声がおかしかった、艶が消 えてました。一曲終わる度にエビアン飲んでましたね。前夜遅くまで騒いだのでし ょう、きっとそうなんでしょう。おん年は70を少し越えたくらいでしょ、昨夜の声は、 一時的なことでまだまだあのドキッとする声を聴かせてもらえますよね。 ということで「本日のタンゴ」にアルチボから出してきた”Tocá tangó (トカタンゴ)” を添付しておきます。これは彼のホームページで提供されていたものです。 … [続きを読む] |
明日11月7日の「本日のタンゴ」はこれです。 http://www.youtube.com/watch?v=m6wk2OjiiRg お誕生日調べの結果は10人も該当者が居て「私だ、俺だ」と幽明境を異にして 喧嘩がはじまりそうなので、今回は誕生日は止めて7日に初めて関西公演が行われる 世界のビッグスター、カセーレスの代表作品「タンゴ・ネグロ」にしました。 当のご本人の声はここで、歌もフランス語交じりのおしゃべりも。 http://www.youtube.com/watch?v=SCBLsbH96z8 おそらく彼はタンゴの閉塞感を敏感に感じ、アフロ回帰の道を探りヨーロッパへ。 それはピアソラよりずっと早い1962年のことでした。 明 … [続きを読む] |
と囁くのは...私の心の声。「そうだよな、この人は古き佳き人達と交流もあったし 日本にも何度か来てるしなぁ」 11月6日生まれのアルゼンチンアーティストは三人、 バンドネオニスタで作曲家で指揮者のフェデリーコ・スコルティカティ(’12生まれ)と、 歌手のワルテル・ジョンスキー(’37)と、同じく歌手のグスタボ・ノセッティ(’59)。 さて私の心が最終指名したのは意外にも歌手ではありません。一時期オルケスタ・ ティピカ・ビクトールの指揮者を務め、またガルシア楽団と一緒に’80,’88,’93と 三度来日したスコルティカティで … [続きを読む] |
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