2011/11/26
いつかは行こうと思っていた。憬れの恵文社一乗寺店である。
恵文社一乗寺店はただの本屋である。
しかし、そのただの本屋にわざわざ全国から客が訪れるのだ。
そして、私もこの日、その一人となった。
感動である。 涙こそ流さなかったが、小一時間、幸福感で胸を満たしながら店内を彷徨った。
憲法が保障する「人間が人たるに値する生活」にはこのような書肆が必要だと私は考えるがいかが。
店の中も写真に収めたかったが、店内で幸福感に浸る本好きの面々に配慮しカメラはバッグにしまったままだった。
「一乗寺ガイド・ジャーナル」というチラシをいただいた。12月27日から1月9日まで「冬の大古本市」という企画展があるらしい。心惹かれる企画ではないか。
恵文社一乗寺店では『古本のことしか頭になかった』(山本善行・著/大散歩通信社)という本を見つけた。大散歩通信社とはどんな出版社なのか? なんとなく怪しさがただよう。 いずれ調べてみよう。 素敵なブックカバーも購入した。これは本をカバーに収め、紐を肩から掛けて出歩けるようになっている。バッグを持たず身軽に出かけたいときがある。しかし本は手放せない。そんなときにコレがあれば………、ステキじゃないか!
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