♡シャーリーは、芦屋の高級住宅街で生まれたそうです。(血統書は無しですが世話人さんがそうおっしゃていました。)
♡出会いは、友人と三宮に遊びに行った時のこと。そごうの筋向いの角っこ(丸井のあるところ)で真っ白な生後間もない感じの子ねこが台の上で『ニャーニャー♪』何度も何度もくっつきにくるので、半ば友人にそそのかされた感じでしたが家に連れて帰りました。
♡横浜でも1年間暮らしました。関西への引越しの時は新幹線にも乗りました。歌のお姉さんに、シャーリーをモデルにした曲も作ってもらいました。冷静沈着。名前のとおり賢く(サンスクリット語でシャーリープトラ(舎利仏)愛称シャーリー)ブルーの大きな瞳。のいつも猫モデルさながらの美しいスタイリッシュなまた、病気知らずのシャーリーでした。♡22日土曜日、姫路でのクリスマス会から戻ると食事が全部残っていました。常に後追いをし、一緒にZZZる主人が
「様子がいつもと違うから、しばらく様子を注意してあげなあかんな。」と。
♡23日、すでに丸二日食事をしないので、動物病院に連れて行き血液検査をしました。原因は「老化からくる腎機能低下」とのことで、3日間緊急入院し点滴治療をすることになりました。
待合室で息子と。
♡24日の様子は、抱っこされるのも疲れるらしく、椅子の下にはいって横たわってました。
♡25日面会を終えバイバイをしたあと優しい看護士さんの胸に顔をくっつけ、なついている様子で、ほっと安心しました。
♡大好きな主人にだっこされて♡
♡26日は2回目の血液検査をしました。「スキッと良くはなっていないが食事を食べるまでに回復させてあげたい!」「このまま自宅に連れて帰ったら、良くなりかけているのに逆戻りだと思うのです。」と先生。
♡主人は「病院にいることもストレスかも知れないし、単なる延命治療なら自宅に連れて帰りたい。」しかし先生の熱意もあり、月末まで入院させることを承諾してくれました。
「この猫は、本当に賢いので帰る時(タイミング)を自分で意思表示するはずです。」と一言。その日は面会を終え「シャーリーまた明日来るからね。」と挨拶したすぐ後、きれいなブルーの瞳を、大きく大きく開けて
「あれ行っちゃうの?」と訴えてるようでした。
「パパ!いつものシャーリーと瞳が違うよ!呼吸もしんどそうだよ!」●
容態が急変してしまいました。♡
けれど30分ほど経過した頃、少し呼吸も落ち着いたので、結局おうちで療養させてあげることになり、先生に抱かれて一旦ソファーに・・・すると一瞬よつんばいになって「さあ、帰るぞ!」とリラックス。♡私が横たわるシャーリーを抱っこして、後部座席に座りました。
安心しているように思えました。呼吸も全く苦しそうではありません。「寒いからおうちに帰って、毛布で寝ようね♡」と撫でてやりながら話しかけました。
2,3回は軽いしゃっくりのような呼吸をしていました。ひざの上からシャーリーのヒップがずれていたので、抱えなおし顔を見ると
「あれ?なんだか違うよ!死んじゃったみたいだけど?今呼吸していないよ?」●
苦しみもせず、あまりの安らかさになんという偉大なねこちゃんなんだ!と驚きました。20年3ヶ月もの長きにわたり我が家の一員として、本当に幸せな同居生活を、家族の一員として過ごしてくれました。また、苦楽も共にしてくれました。♡家族にハッピーをたくさん与えてくれました。「本当に長い間ありがとう。ずうっといっしょ安心してね。怖くないからね。」●私は子どものように車の中で泣きじゃくりました。夫は「なんちゅう泣き方するねん。あはははは」娘が「お父さんも泣いてたよ。」主人も運転しながらたくさん涙があふれていたそうです。
♡幼いときにお母さんから無理に離されたシャーリーは毛足の長い毛布が好きで、ちゅぱちゅぱおっぱいをすうようなしぐさをよくしていました。
●12月27日(木)故郷芦屋の動物霊園でお別れの会をしました。
「こんなにきれいな亡がらの猫ちゃん本当に珍しいです♡」
♡息子は、淡いピンク色の爪を大事そうに持ち帰りました。
♡娘は試験勉強してたら、「水が飲みたいんニャー♪」と何度も何度も呼ばれ、ちゃんと器をきれいにし新鮮なお水をあげても泣き止まずいらっとしたけど、今は静かで寂しすぎるって言ってます。
♡夜遅く、帰宅した主人が「在りし日のシャーリー」を編集してくれた動画をノートPCの画面いっぱいで見ると実物大で(いつも机の上にのってました。)思わず「シャーリー。シャーリー。」って、声をかけてしまいました。(夫婦涙)♪今日は一日中聞きました♪Carpenters - Goodbye To Love
♡シャーリーをモデルにした歌の作者からメールが届きました。(返信)飼い主の腕に抱かれて永眠するなんてシャーリーズ♡エンジェル・・と