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2008年09月14日(日) 
『学校マネジメント』 2006/11月号の pp.16-17 で、
大森 修 校長(当時)が、次のように書かれています。

養護学校の教師には、耳の痛い指摘だと思いました。

 ------------------ ここから ---------------

 軽度発達障害の子どもが在籍する学級での授業の原則
 これこそが、担任教師の求めていることなのである。

 しかし、できない。

 指導主事は特別支援学級(旧特殊学級)や特別支援学校(旧養護学校)の教師を
 長年経験した教師なのだ。

 集団の中で、当該の子どもへの対応の仕方は分からない。学級経営という発想がない。

 (中略:Rimbaud)

 特に、横山浩之氏(東北大学医学部)の著作は、医学研究に裏付けられたもの
 であり、必読書である。

 TOSSで学ぶ教師の著作が、国語や算数などの教科で、どのように指導すべきか
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(下線:Rimbaud、 必ずしも、いい著作ばかりではない)

 を提示している。これらを手がかりにして各学校で授業づくりに取り組むしかない。

 ------------------ ここまで ---------------

同様のことは、「特別支援教育の次の段階」 として、都留文科大学の河村茂雄先生なども
次のように言われているらしい。 (下の第2段階)

「発達障害のある子に対して、こんな指導法があります。こんなことするといいです。」

と養護学校の地域支援の先生が助言したところで、

クラス担任(教科担任)は、

「それはわかります(研修などで、勉強しました。)」
「しかし、クラスは、その子だけではないんですよ。
その子を含めた35人の子の前で、あなたの言う、その授業をやって見せてください。」
というような構図になっているのだそうだ。

第1段階:発達障害の子がいることがわかる。
     発達障害の子にあった指導をする。個に対する支援の段階
第2段階:発達障害の子がいるクラスをどう運営するのか、学級経営の段階。
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
第3段階:発達障害のある子のいるクラスを学校としてどう支えていくのか、
     学校経営の段階。

閲覧数1,296 カテゴリ障がいと教育 コメント0 投稿日時2008/09/14 20:14
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