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2008年09月14日(日) 
学校(知的養護)で、「歩くこと」 の不器用さが気になります。そんなことを考えながら

次の本を読んだので、ある一節に目がとまっちゃいました。

『自閉っ子、こういう風にできてます!』 ニキ・リンコ、藤家寛子 2004/11/25

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(藤家寛子)
知的な遅れがなかったり、言葉がしゃべれるだけでは
社会でやっていけません。お仕事を始めて、私、今それを痛感してます。

私は強制的にですが、ドラムとかダンスをやらされたのが
今になってよかったと思っています。身体を鍛えることにつながったから。

大人になっても、足の動かし方は、毎日「訓練」しています。
歩行訓練というより、「関節接続癖」を付けている感じでしょうか。

小分けにして、必ず一目三時間は、運動をします。
知的な遅れ、言葉の遅れのない自閉スペクトラムの人でも、
感覚や運動機能、身体機能の問題は持っている可能性が高いですし、
それが社会参加を阻む要因となりかねないので、親御さんや療育側の方には
運動の大切さを認識していただきたいです。

---------------- ここまで -----------------------

「社会参加を阻む要因」 とまでは考えたことは、なかったですが、日常生活で、
本人達が困る (例えば、転びやすい) のは、感じます。

階段で時々転ぶ女の子:

 階段をつま先立ちで歩く。上りは、小走り。自閉症のお子さんに
 よくあることですが、歩くときに、前方を見ていなかったりする。

 → わたしは、廊下、階段は必ず歩かせます。この子の時には、「かかと、ペタっ」 を
 意識させるように、毎回、一緒に歩きました。


 また、「前方を見ないで歩く」 要因の一つに、小学部でよくある、「教師と手つなぎで歩く」
 が (子ども同士で手つなぎをしても、この子の場合は、前方を見ないどころか、
 目をつぶって歩いていて、渡り廊下から、片足踏み外しました。) なってしまっていました。


 走っている時に時々転ぶ男の子:

 右足が内反して歩いています。肥満もあり、足底版など靴への対策も必要かなと
 思います。


 肥満:

 足が外反してきます。重い体を支える足にかかる負荷は相当なものでしょう。

 → 家庭と学校(給食、運動)だけでは、対処できなくて肥満が加速しているケースが
 多いです。七沢学園へ数ヶ月の入所をして、
 http://www.n-gakuen.kanagawa-rehab.or.jp/dispdtinfo…=35&C_ID=3

 食事のコントロールをすることが多いです。

閲覧数1,099 カテゴリ障がいと教育 コメント0 投稿日時2008/09/14 20:24
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