平成17年前後の市町合併で29市12町、計41市町になりました。白地図に人口、世帯の増減率を色分けしましたがなかなか地域の状況が見えにくくなっております。
国では2000年10月の市町（兵庫県88市町）で再集計が実施される予定で、88市町で人口・世帯の色分け地図を作成する予定です。
　今回の速報の印象は、兵庫県全体では横ばいですが、阪神間の一部の市町を除き人口減少が鮮明になったこと、世帯の単身化を背景に世帯数は増加傾向ですが、但馬、淡路等の市町で世帯の減少が始まったことです。これが人口と同じ傾向となると空き家が目立つことになります。
　今回のデータは市町の平均値であり、地域を歩き地域の人の話を聞くと「市町合併で一部の地区に人は集まってきたが、他の地域は人口流出が激しくなっている。」小地域でみると人口増減のまだら模様が鮮明になってきているようです。