小学生からご年配まで、手作りの筆と墨で縦1間・横幅2尺の佐治手漉き和紙に向かった。 みぞれの舞う寒い日だったが、見る間にもくもく館陶芸棟2階会場は互いに反応し溶け合うエネルギーの渦となり,身体はうっすらと汗ばんでストーブもいらないくらいだ。 とらわれのない制作の現場では、エネルギーがエネルギーと交錯して自己増殖をとげる。同様に作品も不断に他の作品と交錯し増殖するのだ。