昨夜放送されたある番組では、あの田中角栄氏だったら、もっと前に道路特定財源は廃止して、高齢化対策にも使えるように一般財源化していただろう、って。
そうかもね。
田中角栄は、今は国にも道路を作るだけの財源があるから作れるのだ、と。
財源に余裕がなければ作らない、と。
田中角栄が作った物だから、誰も壊すことが出来なかった。
壊せるとしたら、それは田中角栄だった、と。
給油し損ねたから怒って言うわけではないが、 どうも今回のガソリン税の復活は納得がいかない。 道路が必要だからというのはまぁある程度は理解できるが、ニュースを見ているとこんな話が偉い人の口から出ていた。 道路がないと地方の産業が死んでしまうとか、地方財政のためとか・・・・、そして将来的に一般財源化させる理由として、福祉の充実を挙げたり・・・。 言いたいことは山ほどあるが、今日のところは一、二点に絞るとしよう。 まず、「福祉」を増税の理由として安易に口にするのは如何なものか。 もともと、将来的に福祉に充てる財源として消費税を導入したのではないの? 健康保険料が上がったのも、介護保険が上がったのも、いい加減な年金から高齢者の健康保険料を天引きするのも全部「福祉」のため。 どこまでやるねん・・・・・。 元に戻るだけとはいえ、運送業界だけでなく、製造業も建設業も今回の値上げは痛すぎる。 道路ができても、このままでは地方の中小零細企業はその道路を走れないどころか、生きていけないんだよ。 福祉って言っても健康保険料すら払えない人が多く出てるんだよ。 地方を救うと言うのなら、どげんかせんといかんことがもっとあると思うのだが・・・。 |