> 白川みかんさん
一番熱い時の、一撃ですわ。
「やっちまったなあ!」
ボケる間もありませんでした。
宝かごね、疲れたというより冷えました。
疲れは朝一で美人さんのご挨拶を受けたので、感じませんでした(ゴ〜リゴ〜リと)
しかし最近は冷えると、「寒い」ではなく「痛い」と感じる様になり、年を感じます。
ええ、仕事柄、土日のお父さんの参加行事には中々参加できない私。 幸いにも不況の影響か、今月は結婚式もなく、ちびの幼稚園の餅つきに参加する事に…。 この餅つき、この幼稚園ではお母さんは入場禁止。お父さんと幼児のみが参加を許されるらしく、去年は寂しい思いをしたらしい。 朝、9時に幼稚園に送り届けられ、諸注意を受ける。去年、衛生責任者の資格をとったので、その辺は、これまでと違って理解度が高くなってる。おいらは腰に爆弾を抱えてるので、杵はかんべんして欲しいので、そそくさと臼を洗い、後は傍観を決め込もうとしていたのだが…。 最近のお父さんは、杵を振る格好ができてない。腰が入ってない。多分、鍬や鋤を振るった事がないのだ。おいらも農家の出身ではないが、小学校の担任が小学校の庭を我が畑のようにしていたので、園芸部で鍬や鋤を豆ができるまで振らされた。 実は、城南小学校では、私がPTAの副会長だった頃から、とんど祭りで、餅つきをするようになった。ある父兄から餅つきをさせたいという声が上がったからである。本来のとんどは、開いた鏡餅をとんどの灰で焼いて食べるのである。「ついてどうする?」とも思ったのだが、町中の子どもは餅つきの経験がないからと押し切られた。まあ私も餅つきの経験はなかったのだが、ここで経験を積んだのだ。 さて話を幼稚園に戻す。園児のお父さんたちを見ていてわかった。餅つきの経験がないのは、園児ではなく、お父さんやお母さんだ。中には「お餅にするお米と普通のお米は違うんですか?」と真顔で聞くお父さんもいた。まじ?年中さん、年長さんのお父さんも、経験はこの幼稚園でのものらしい。 コネ役も立ったままする。あかん格好わるい。いても立ってもいられず、袖をまくり上げ、膝をつく。たらいが遠いがな、たらいが… つき役のお父さん方に軽くつぶしてもらい、さて餅米を返す。当然、熱い。手水をつけ、手を冷やし………って、熱っ、熱湯やないですか…(水差してもらったけど、手遅れで、中指やけど) なんだかなあ。気を取り直して、始めるのだが、お父さん方、腰が入ってないから、力感がないし、スピードがない。 園長先生、登場。もちろん女性。家、農家。早い、力強い、これぞ餅つき。返す、つく、返す、つく、返す、つく、リズムがよい。さすが…。 知らず知らずの内に、お父さん、力強さがなくなってます。やれやれ… さらに剣玉やコマ回し、お父さん方、全然できない。 私、今年48才。他のお父さん方、30代。世代ギャップを感じた一日でした。 |