> そのみさん
二年前に講習会受けた時のブログには一分間に100回位マッサージと書いてました。ドラえもんの歌を小刻みに歌いながら…と書いてました。振り返ったらその位のスピードで行動していた感じがします。消防士さんがハマっち!の友だちなのでメールをし適切な対処法を伺いたいと思ってます!また報告します。
昨日16時過ぎ、職場内で「うを~~~~~~~」と、苦しそうな叫び声が聞こえた。「何??」と思った瞬間「ドン!」と音がして人が倒れた。 真っ先に駆けつけた私は、誰が倒れたのか見間違うくらいの形相をし、白目をむき、全身が硬直している30歳の男性の同僚に、一度しか講習を受けたことがない、心肺蘇生を始めた。 マウスにも呼吸をと思うが、2.3回したが要領がわからない。血を少し吐いた。「救急車と、AED!!」と、叫んだ。 歯を食いしばりすぎたのか?今度は少し血の混ざった唾液があふれてきた。舌をかまないようにと、タオルを口の中に入れたあげ、気道を確保する先輩。 私は、硬直している体を優しくなでながら、「大丈夫やからね。大丈夫やからね。」と、声をかけ、先輩男性に心臓マッサージを交代してもらった。 「職場内にはAEDの設置が無い」と言う悲しい報告を聞いた。 オフィス街(繁華街?)だからどこかにあるはずだ。と、近くの自動車のディーラーに伺った。しかしここにも、AEDは無かった。マスコミが数多く入っている裏の大きなビルにも無かった。郵便局にも無い。 隣のドラッグストアに走った私は。 「どなたか、心肺蘇生できる方いませんか!」と必死で訴えた。 「私自信ないけど、講習を受けたばかりで。」と言う女性の薬剤師さんに応援を頼んだ。←彼女の手当てのおかげで、本当に7分ぐらいで意識が戻ったそうです。 救急隊員の方は、倒れてから10分ぐらいで到着した。 意識が戻ったため、事情を関係者から聴き、念のためにと、トップ同行のもと、病院で検査を受けた彼は、5時半過ぎ、「てんかんの発作止めの注射をとりあえず打ってもらいました。」と、本人は笑いながら職場に戻ってきてくれた。(彼は20日ほど前も、通勤途中で倒れ、救急車で運ばれていたのだ。) 18時前、彼は自力で一人暮らしの寮に帰宅をした。 救急隊員の方に経過を説明してくれた薬剤師の彼女は、感動で涙があふれていた。 私と二人で握手を交わし、 【あなたのこと見直したよ】と、女性の先輩に激励してもらった私は、たまたま一昨日、愛読紙の「生と死を分ける7分間」東京臨海病院。病院長 山本 保博さんに聞く。と言う記事を読んだばかりだったのだ。 救急医療の現場では ①正しく救急車を呼ぶ(大変!大変!しか伝えることができない方が大勢いるそうです。) ②心肺蘇生法の講習。。。心臓マッサージは胸が3~4センチへこむぐらいの力で押す。人工呼吸は棒風船を一気にふくらませるくらいの力が必要。 ③地域で患者を守る。。。インターネットのできる環境が私の職場にはほとんどなく、問い合わせにも対応しにくくて困っているのだが、、、。 地域の元気なお年寄りは、健康面についての豊かな知恵とノウハウを秘めておられるので、そんな方々の力と五感を生かすことが大事と。 ④弱者から救う意識が大切・・・災害の現場では優先的に救っていく人を示す指標があるそうです。「C子どもたち、W女性特に妊婦A高齢者P貧困者や病人F言葉の通じない外国人]と。 衝撃的な出来事で疲れきった私は、構造医学の名医つちはし治療室の土橋先生に体のゆがみと、胸郭、骨盤背骨、首の骨を整えてもらいに行った。 「T子さん。倒れた方の頭、暑かったでしょ?アイシング。つぶ氷を水で洗い、袋に水と共に入れて冷やしましたか?」と、、、。 そういえば彼は首の後ろをよくカイロで暖めていた。これは土橋先生はま逆の手当てであると論破された。 私はとっさに冷やすことをしなかった点を反省。 暑くなると、脂汗をかき、顔面蒼白になる長男は、最近不整脈の疑いがあると診断され4月にはじめた少年硬式野球 をやむなく休部。 水分補給(息子の通う学校は昨年から水筒の持参を禁じている。何故だ?)アイシング(職場の冷蔵庫の製氷皿には氷が一粒も無かった。) AEDの接地場所の確認http://www.qqzaidan.jp/AED/aed.htm 救急医療の現場では生の可能性がある限り、決してあきらめません。人間が力を合わせれば必ず道は開けます。と書かれていた。 課題点は多く残されたが、・・・・職場と、地域のチームワークで今回は乗り越えられたと確信しました。 |